「農業」と「観光」による経済活性化――そんなものは幻想だ!
ふ~~。なんとかかっとか、ショーウィンドウの展示を替えることが
できました・・・・。ガラス拭きは、またの機会に・・・・。
このヘタレっぷり・・・・。
さて・・・・・。拙ブログの趣旨上、一年に一度の最大のイベント、
南日本銀行の定時株主総会が終了して「総会屋」の目的喪失・・・・・。
早くも“夏バテ”状態で、開店休業状態・・・・・・・、
うん、それもいいかな~~と思いつつも、
当地・鹿児島県出水市における現在最大のテーマは「企業誘致」。
拙ブログを通して、少しでも良質な提言が出来れば・・・・というの
を、今夏の目標とします。
(実のところ、“株転がし(スイング・トレード”が、現在停滞中という
実情もあるのですが)
で、手始めに購入手続きをした一冊は、
「青森県の経済産業事情ーなにが所得格差をもたらしたのか」
(福士隆三著、北の街社刊、税込1,500円)
ハイ、楽天ブックスを通して。
なぜに「青森県の~」なのさ?なのですが、
『「農業」と「観光」による経済活性化――そんなものは幻想だ!』
という帯コピーに惹かれました。
地方の経済活性化をテーマとした議論。えてして、「農業」と「観光」
を主題とした方向へ流れていくものです。
いえ、実際にそこに真摯な議論があり、「農業」「観光」に取り組まれて
いる方々がいらっしゃるわけであり、私とても、そういう姿に対して、敬意を
表するも、なんら否定するつもりはありません。
・・・・・・・・・・・
とはいえ、
「そんなものは幻想だ!」
という叫びの根拠は、青森にも、ここ鹿児島にもあるのでは。
コンビニ受取を選択しました。
こんにちは。出水市でNEC、パイオニアの工場撤退、地元自治体の苦悩について、NHK、クローズアップ現代(平日、毎晩、7:30から)で6月30日(火曜日)、放送してました。そこの”過去の放送記録はこちらから”→2009年→6月30日とクリックすればレジュメが閲覧できます。NHKオンデマンド使えば、3~5百円で再視聴できるはず?
http://www.nhk.or.jp/gendai/
http://japan.cnet.com/blog/governance/2009/06/30/entry_27023424/
そこで、対照的な例として岩手県北上市、「工場がこの金融危機でも一社も撤退しなかった。」と。キーポイントとして人材教育が取り上げられていました。一例として、CADの教育を”市”が企業に代わって、従業員に教えているとか地元の工業高校に、卒業生の労働者が2年?再教育で旋盤、金型の勉強ができるとか・・・・(↓)。
http://www.kitakami.ne.jp/~mono/frame/kougyou.html
参考まで
投稿: Werder Bremen | 2009年7月 2日 (木) 13:51
Werder Bremen さん、おそらく“専門外”のことなのでしょうが、真摯なコメントをくださり、ありがとうございます。
当方のパソコン、まったく音が出ない状態となってしまっているのですが、う~ん、修理に挑戦して、そのクローズアップ現代を視聴したいような・・・・。
出水市の場合、今の課題は、パイオニア・NEC工場傘下、当地区に多数立地している下請け企業の技術力を、どうアピールできるのか?という点にあるように思います。
そして、さらには隣町・熊本県水俣市に立地する「チッソ」に対しても、建設的な議論をしなければならないように思います。
投稿: 鈴木五郎 | 2009年7月 3日 (金) 15:26
そこのHP、出水市役所 産業振興部 商工労政課 企業誘致対策室に問い合わせてみればどうですか?そこの職員達がテレビに出演していました。NHKで全国放送されるのを知っていたから、恐らく自宅で録画していたでしょう。「一寸、VHSを貸して下さい」とお願いする。
http://www.city.izumi.kagoshima.jp/PN/pn_01.asp
>おそらく“専門外”のことなのでしょうが・・・
実は、小生、東北人ですが九州大学の卒業生で化学系。投資で運良く上手く行って、早期セミリタイヤしましたが以前の勤め先では、ご紹介のチッソへ液晶関係で原材料をサンプル供給なんかしてましたし、半導体材料の研究開発にも携わっていたため、他社とは言え、チッソがどんな会社か知ってますよ。一般人は”水俣病の原因企業”としか思っていないでしょうが。業界の人間はチッソ、液晶部門、力持っているの知っています。
出水市のNECの液晶工場、県境を挟んで水俣のチッソ、液晶材料工場近いんですよね。上手く回せば不知火海・液晶コンビナートと言えそうなんですが・・・。他県どうしの地方自治体では訳が判ってないだろうし、有機的に結び付けようなんてアイディアも無いだろうし。
昔だったら地銀だって地域の産業を育てて商売に繋げようと”志”があったんですよ。村田製作所、オムロン(立石電機)、京セラ、ローム・・・昔はちっぽけな町工場。これらが世界的電子部品会社に育ったのは、ある意味、京都銀行(地銀)がバックアップしたから。今でもこれら、企業の主力取引銀行は京都銀行のはず。鹿児島銀行にこんな目利きが出来て、地場産業を育て、イズレ、貸出先として商売に繋げようという”志”があれば良いんですが。経済学部、法学部の卒業生が行員では、技術は判っていませんし・・・。
投稿: Werder Bremen | 2009年7月 3日 (金) 17:44