アメリカ Feed

2012年12月25日 (火)

「時差」というもの

  わが老親の件で、アメリカ在住の兄姉にメールを。

 「電話をするから、五郎の都合がよい時間を知らせよ」という返答。

   えっえっえっ・・・、アメリカとの時差って・・・・。

 ・アメリカと日本の時差比較

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 「こちらの午後2時、そちらの午後9時までに・・・」

  さらには、兄は西海岸、姉は東海岸在住だから、その間にも3時間の時差があり。

   クリスマスイブは、“電話待ち”で一日が終わり。

2012年10月16日 (火)

『Brooklyn Castle』

 ・・・・スミマセン、
 昨夜に引き続き、アメリカの国内向け(domestic) 映画を、せっせかと。

10/19公開とのこと。
Brooklyn Castle

Synopsis.

 

The remarkable and improbable true story of I.S. 318 in Brooklyn.
The school, where 65% of students live below the federal poverty
level, has the highest ranked junior high chess team in the nation.
The heart of the film is the engaging young students who populate
the team: Rochelle, who has the goal of becoming the first female
African-American chess master; Pobo, the team's charismatic leader;
Justus, an entering student who must manage the high expectations
that come with achieving master status at an early age; Alexis, who
feels the pressure of his immigrant parents' desire for him to realize
the American dream; Patrick, who uses chess to help overcome his ADHD;
and James, the young rapping maestro and budding chess talent; among
several others.

『これは、ブルックリン第318中学校の、信じられないような実話である。
65%の生徒が、連邦政府の定める“貧困ライン”以下世帯の子供たちである
にもかかわらず、全国中等学校チェス大会の強豪常連校なのだ。
 この話の中心となる、若く魅力的なチェスチームの面々を紹介しよう。
・ロッシェル:アフリカ系黒人女性として初の“チェス・マスター”の栄冠に
       輝く
・ポボ   :チームの精神的支柱
・ユスツゥス:幼くしてチェスの才能を開花させた
・アレックス:アメリカン・ドリームの実現、という両親の期待を、一身に
       背負った
・パトリック:ADHD(発達障害)の克服をチェスに託す
・ジェームズ:未完の大器
                 その他の面々。          』

 こちらの作品は、全米20館の映画館で公開予定とのことですから、
十分“単館系”映画と云っていいでしょうか。

 さて、「チェス」と聞いて。皆様のイメージは如何に?
 「チェス」といえば、日本では「囲碁」でしょうか。
 自分なんぞは知らなかったのですが、
 「文部科学大臣杯 小・中学校囲碁団体戦 全国大会
 というのが夏休みにあり、中学校の部は、全国から64校192名が参加して
行われたとのこと。

                 そんな感じでしょうか。

 

2012年10月15日 (月)

『Here Comes the Boom』

 ふと気がついたこと。
 インターネットがあれば、アメリカの国内向け(domestic)映画情報を
見ることができるんだ~~。
 で、
 ・Yahoo!
     のお世話に。

  例えば10/12公開の映画。
・Here Comes the Boom(直訳すると『ブームがやって来る!」?)

    ストーリー
 Former collegiate wrestler Scott Voss is a 42-year-old apathetic biology teacher
in a failing high school. When cutbacks threaten to cancel the music program and
lay off its teacher, Scott begins to raise money by moonlighting as a mixed martial
arts fighter. Everyone thinks Scott is crazy - most of all the school nurse,
Bella - but in his quest, Scott gains something he never expected as he becomes
a sensation that rallies the entire school.

『元学生レスラーのスコット・フォスは、底辺高校に務める、42歳の無気力生物教師である。
予算削減を名目に、音楽祭の中止と教師の解雇が発表されたことに対して、総合格闘技の選手
を副業として、資金集めを始める。無茶な!・・養護教諭のベラをはじめ皆が、彼の挑戦に
対して思う中、スコットは思いもかけず、生徒・教師たちの心を開いていく・・・・』

          う~ん、こんな感じに訳してみましたが。

 そもそも邦画ファンとしては、高校生が制服姿でないという時点で“だらけた感”を
感じてしまい・・・。
(いや、日本だって制服の無い高校って、増えているのでしょうね)
 そして、ふ~~ん、と“お国柄”を感じてしまうのですが(自分だけかもしれませんが)、
素手で殴りあう「総合格闘技」って、まだまだ日本では認知されていないような・・・・・
 ハリウッド映画では、よく軍隊の新兵訓練でボクシングをするシーンがあるな・・・・。
つまり素人同士が殴りあいをするわけで、「徒手格闘」の素地が、日本とは違うのか。

 実は「WORLDWIDE RELEASE DATES」を見てみると、

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 日本以外の国では、くまなく公開されるようで。
 配給は“ソニー”なんですけれど。いや、ソニーって、今や日本企業ではない?

2010年2月 4日 (木)

doctor shortage

 本日は、立春。
 で、昨夜が節分。で「まるかぶり寿司」(「恵方巻」?)。
 ここ数年で、すっかり年中行事化したかな~と思うのは、私が
“売る”側だから?・・・・・デショウカ。

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 さてさて、忘れた頃に、コンビニにひょっこり出現して、
呪いの言葉、
 「病院、いけんすっとよか、と思う?」
 をくださったのは、市役所職員・デビルSさん。

 はははぁ~~ッ!!m(__)m。
 ただ今、手にしている本は、伊関友伸先生の最新作、
『地域医療~再生への処方箋~』。

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 ふいと気がついたですが、前作『まちの病院がなくなる!?』が“時事
通信社”からの刊。対して、こちらは“ぎょうせい”。
 そこに由来する、伊関先生のスタンスの違い??
  ただ今、拝読中。

 さてさて、昨夜が、週のうちの“唯一の休日”。
 で、気合を入れて。Googleで「doctor shortage」を検索。

 Googleで検索しておいて、・Yahoo!翻訳を活用しながら、大まかな意味を
読み取りながら、ひとつずつチェック・・・・・・。
 あれれ?なんか、不思議と“オーストラリアにおける医師不足”の記事が
多いような・・・。
 アメリカ発の記事では、
“オバマが進めようとしている(挫折した?)医療保険制度改革が実現すれ
ば、医師不足の問題はさらに深刻になる・・・云々”
 という内容が多い??

 イヤイヤ、私が知りたいのは、アメリカ国内のもっとLocalな地域における
現場での「doctor shortage」。
 ふいと考えて、自分でも間違いなくスペルを入力できる地名を付け足して、
              「doctor shortage Colorado」で検索。

 ふむふむ・・・・。
 例えば、
Doctor shortage prompts shifts in medical education
(医師不足は、医学教育界に変革をもたらす)

 う~~ん、日本でいえば、「柔道整復師」(整骨院)?に、医師の代役をさせ
る・・・・・・という構想が進展中ということ??????

 あるいは、
Doctor shortages hit Maryland
(医師不足が、メリーランドを襲う)

 こちらは、日本と同様?修行中の医師は、勤務先を都市部に求め、結果、地方は
より深刻な専門医不足に陥る・・・・という内容で、OK?

     はい、日々、少しでも、英語を「読む」ように・・・努力シマス。

2010年2月 1日 (月)

【和訳に挑戦!】Economic Gardening(その4)

 ちなみに、1/23付で紹介させて頂いた数学の問題、わが兄は
解いた、とのこと。

                さすが!
 「『数学』なんて、日常の生活で役立ったことなんて、あるかい~!?」
 とうそぶいてみるのも、大いに結構なことですが、
 でも、現代社会。そんな“頭のよい人”を原動力として、変革し続けてい
る部分の方が多いのでしょうし、時には、平伏して“教えを請う”ことも
必要であると、肝に銘じておきたいと信じます。

 さて、TSUTAYA-onlineにて注文した本2冊、TSUTAYA出水店にて受取購入。

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 ・・・著者である、牧瀬稔先生、“その分野”では有名で、各地の自治体から
引っ張りだこの方であるよし。う~~~ん、とはいえ、えてして、ある専門分野
においては、絶大な知名度を誇る方の著作って、「一冊読めば、十分」・・・・
と思ってしまうのが、懐がサビシイ“庶民”の悲しさ・・・・デス。
(少青年時代、畑正憲・北杜夫・太宰治の文庫本をズラ~ッと並べた、のは何だ
ったのでしょうね?笑)
 牧瀬先生、“期待はずれ”を期待させていただきます!。

 さ~て、2月1日。気持ちを新たに!。

Economic Gardening

 をネタに。続きです。

『Early Learning
 (初期の段階)
 Small vs. Large Companies
 (小企業か?、大企業か?)
Almost immediately our thinking was challenged. As David Birch continued to
refine his pioneering work about the source of new jobs, it became clear that
only three to five percent of all companies were high growth and these were
creating the great majority of new jobs. Birch coined the term "gazelles" to
describe these nimble, fast growing companies, a term which has since come
into widespread usage. This small percentage number turned out to be true
for Littleton and seems to be generally true for most communities (company
towns being the obvious exception). At the time small businesses were the
sweethearts of the political world and indeed we had sold our own program
under that banner. However, data started coming in, which indicated that
it wasn't small business which were driving job creation but rather a few
fast growing businesses (small companies that would soon be large companies).
So we got out of the small vs. large debate. The real issue was about rate of
growth.
《ほとんどすぐに、我々の考えは難問にぶつかりました。デビット・バーチが、新規雇用
の開拓に努力し続けた結果、ごく一部の会社のみ3~5%におよぶ成長率を達成し、新た
な雇用も創出しました。バーチは、“ガゼル(縞馬)”という研究会を発足させ、このより
成長率の高い企業の実態把握に努めました。ごく一部の成長率の高い企業が、地域に雇用を
産み出すという真実は、リトルトンをはじめ、多くの自治体に当てはまることのようです
(ごく一部の「企業城下町」を除いて)。当時、中小企業といえば、市政と“癒着した”
関係にありました。我々は、その状況下で、このプログラム(エコノミック・ガーデニング)
を実行しようとしていました。しかし、データは入り始めました。雇用を創出しているのは、
雇用を牛耳る中小企業ではなく、ごく少数の成長企業でした(小企業から大企業へ、すぐに
成長する)。「小企業か?、大企業か?」ではありません。問題の本質は、成長率です。

 ・・・・・私の訳し方が、恣意的すぎるのかもシレマセン・・・・・。

 しかし、ここ鹿児島・出水でも、例えば日本共産党の市議さんは「大企業頼みではなく、
地元中小企業育成を」と主張されていらっしゃいます。が、その中身とは・・?

              

2010年1月28日 (木)

【和訳に挑戦!】Economic Gardening(その3)

 わ~い!これぞ「ケムトレイル」だ~~。
(「ケムトレイル?、なにそれ?」という方は、検索をしてみてください)

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 で、夜には本格的な雨。

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 確かに、地上の広範囲に微小物質を散布するには格好の気象条件であった・・、
ということになりますよね・・・?

 ・・・(*_*;。オッホン。私たち、地上に這いつくばって活きる者。
 はるかな上空で行われていることなぞ、「そんなの、知るか~~!!!」
                    (笑ってくださいナ)

 さてさて、「一年の計」に立ち返って。
【和訳に挑戦!】Economic Gardening(その1)
【和訳に挑戦!】Economic Gardening(その2)

 挫折しつつあったのですが、ナルホド。「The recruiting 」を「企業誘致」と
訳せれば、その先に進めます!!<m(__)m>。

Economic Gardening

 続きです。

『Further, we had a sense that successful recruiting programs existed primarily
in those areas that were attracting new businesses any way, regardless of whether
they had an economic development program. For every successful recruiter who
represented a hot office/industrial park in a major metropolitan area, there were
literally hundreds of economic developers in rural areas, inner cities and small
towns who struggled without much real success.』
さらに、ニュービジネスを惹き付けるまでに成功した企業誘致の事例は、その地域が
経済計画を持ち合わせていたか、否か、には関係ないと思っていました。大都市において、
活発なオフィス・工場を成功させた起業家の陰には、地方都市・農村において起業を志した
多くの人の奮闘があります。

『There was another, darker side of recruiting that also bothered us. If an outlying
area was successful at attracting new industry, it seemed to be a certain type of
business activity: the branch plant of industries that competed primarily on low
price and thus needed low cost factors of production. Rural towns with cheap land,
free buildings, tax abatements, and especially low wage labor would "win" these
relocating businesses. Our experience indicated that these types of expansions
stayed around as long as costs stayed low. If the standard of living started to
rise, the company pulled up stakes and headed for locations where the costs were
even lower, often Third World countries.』
もうひとつ、「企業誘致」には否定的な側面があります。地方が企業誘致に成功した
ケースとは、一定のパターンがあるように思えてしまいます。価格競争の中で、少しでも
生産コストを切り詰める必要に迫られた業種。安い土地代、空き工場、減税措置、なにより
も、安い労働力が自慢の自治体は、企業誘致に“成功”します。私たちの経験によれば、生
産コストが低く抑えられている限りは、その工場は操業し続けます。しかし、地元住民の暮ら
しが良くなり始めた途端、その企業は、さらにコストを低く抑えることが出来る、例えば第三
世界へと、移転していきます。)

『This was the world then when we proposed another approach to economic development:
building the economy from the inside out, relying primarily on entrepreneurs. We knew
it wouldn't be glamorous work nor work which would get 40-point-type headlines. But we
sensed that if we could develop a solid alternative model, even if it took years to
implement that model, we would make a valuable contribution to communities all over
the world.』
そんな世界の現状を省みて、私たちは、地域に根ざした経済開発を提唱することとなりました。
それは、新聞の見出しを40ポイントの大きさで飾るような派手なことではなく、とても地味なこと
であること、覚悟していました。しかし、「企業誘致」に代わる経済成長策が、例え長い年月を
要して現実化するものだとしても、それが、全世界の自治体の見本になる、と信じていました。)

『After two years of formulating and developing the idea, we launched economic gardening
with the simple concept that small, local companies were the source of jobs and wealth
and that the job of economic developers should be to create nurturing environments for
these companies. Since then we have often compared our experiences to Alice following
the rabbit down the hole to Wonderland. It has been a long journey with many bends and
twists in the road and one that has been full of constant surprises.』
(「エコノミック・ガーデニング」の概念、地元企業の雇用・富の創出力を活かした地域活性化
策を、より説明しやすくするために、2年を要しました。それは、(不思議の国の)アリスが、
うさぎを追いかけたばかりに異次元へと転がり落ちたような、紆余曲折と驚きの連続でした。)

 ・・・・・ゼエゼエ・・・・・。

 

2010年1月10日 (日)

【和訳に挑戦!】Economic Gardening(その2)

  いつも夜の写真ばかりになってしまうので、月並みですが、出勤途中の
広瀬橋の上から。
 12月の冬至の頃と比べれば、確かに日没時刻は遅くなっています。

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 で、今朝10時、まだ寝ている時刻に、電話の呼び出し音。
 近頃は、宅配便のドライバーさん、事前に携帯でお客様の在宅を確認
してから配達というパターンが多くなったようで。
 ハイ、ブックオフ・オンラインで購入した3冊、届きました。

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 これで8冊。冗談抜きで、1年分だ~・・・・・。

 もうひとつ、余談。
 昨夕、わがお師匠さま・女子高生Aさんが、ハイ!と手を挙げてくださり、
質問、
「私立大学の受験料を、コンビニで支払うことが出来るそうですが、どうす
ればいいのですか?」
 よっしゃ~、お師匠さまに“教える”ことが出来る!!と張り切ったので
すが、・・・・・・・「えっ?・・・はっ?、・・え~~っと?」
 どうやら、事前に携帯なりPCで事前登録をする必要があるよし。
 コンビニでは、料金支払等いろいろな代行サービスを扱っておるわけです
が、店員なぞ全部の取扱方法を把握しているわけでなし・・・・・。
 いやいや、「事前に携帯なりPCで事前登録をする必要があるよし」とい
うことを、お師匠さまに“教える”ことは出来たのですね(感激)。

 さてさて、少しずつでも【和訳に挑戦!】
(本当に、今日は少しということで)
・リトルトン市役所
 より、
Economic Gardening
 昨日の続きから、
『・・・・・・
 Littleton, 1987
(リトルトン、1987年)
In 1987, I was hired as the director of economic development for Littleton.
At the time, the entire state was in a recession and Martin Marietta, the
community's major employer, had laid off several thousand employees. There
were nearly a million square feet of vacant retail space and downtown
vacancies were approaching thirty percent.
(1987年、私はリトルトン市の経済開発担当の責任者として雇われました。当時、
アメリカ全土が不況下にあり、市内の大企業、マーティン・マリエッタは、数千人
もの従業員を解雇しました。100万平方フィート近くの空き店舗スペースがあり、
中心市街地での空室率は30%にも達しようとしていました。)

The Littleton city council expressed displeasure at having our future being
dictated by out-of-state corporations and directed staff "to work with
local businesses to develop good jobs."
(リトルトン市議会は、域外企業に将来を左右される現状に不満を抱きつつ、「地域
の企業とともに働き、良質な職を開拓していく」人材を求めていました。)

It was a perfect alignment of the stars—an idea and a need. For nearly two
years Jim Woods (now city manager) and I researched the best thinking we
could find on the subject, talked to experts, (including the Center for the
New West, a think tank here in Denver), and fleshed out the concept.
(それは、またとない絶好の機会でした。約2年を要して、ジム・ウッズ〈現市長?〉
と私は、デンバーのシンクタンクを交えながら、構想の具体化に努めました。)

                  ・・・・かなり意訳(誤訳)?・・
We kicked off the project in 1989 with the idea that "economic gardening"
was a better approach for Littleton (and perhaps many other communities)
than "economic hunting." By this, we meant that we intended to grow our
own jobs through entrepreneurial activity instead of recruiting them.
The idea was based on research by David Birch at MIT that indicated the
great majority of all new jobs in any local economy were produced by the
small, local businesses of the community. The recruiting coups drew major
newspaper headlines but they were a minor part (often less than five percent)
of job creation in most local economies.
(我々は、リトルトン市そして多くの自治体においても、「エコノミック・ハンティング」
〈従来の企業誘致政策〉より有効である「エコノミック・ガーデニング」構想を、1989年
スタートさせました。大企業誘致に頼るのではなく、私たち地元企業の独創性により雇用の
増大を図ろうという考えです。この考えは、デヴィット・バーチMIT教授による、地方におい
て雇用の大部分は、その地域の地元企業によって創られるという調査結果に基づきます。
その斬新な考えは、新聞の見出しを飾りましたが、現実には、大部分の地方においては、
雇用を創出する割合の5%未満でした

企業誘致をすると新聞の見出しに大きく取り上げられるけど、地方経済では、誘致企業による雇用創出は大したことない(たいていは雇用創出の5%未満)結果です。)

  ???????????どんどん難しくなっていく・・・・・・。

 子曰くさん、ご指導ありがとうございます。m(__)m

                       

2010年1月 9日 (土)

【和訳に挑戦!】Economic Gardening(その1)

 昨夜は、午前1時過ぎ。
 さて、今夜はといえば。給料日(一応、私たちのように10日が給料日という
人間も居ります)、しかも、正月早々ながら連休入り。
 ハイ、忙しくなることは、重々承知しておりました・・・・。

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 さてさて。確か正月5日目だったか、共産党所属の市議さんの街頭宣伝。
「大企業頼みの、企業誘致の政策ではなく、地元企業を育成する政策が必要
です。」云々と。

 ハイハイ。ですから、自分も決して“企業誘致”のみが、現在鹿児島県およ
び出水市が取り得る「雇用政策」なぞとは、思っておりません。

 「地元企業を育成する」・・・・・・

 それこそ、彼の国・アメリカでは、
「エコノミック・ガーデニング(Economic Gardening) 」と、呼ばれるもの。

巣鴨村時報
  さん、2009/12/06付
 「エコノミック・ガーデニング
 を紹介させて頂きます。
 “ガーデニング”が「庭造り」という意味であるように・・・・、
『“・・・・・
結果、2005年のリトルトン市の雇用は1989年比で136%の伸びを記録した
(同期間全米平均は21%)。               ・・・・・』”

 16年を要して、ようやく雇用を約2.4倍に増やした・・・・・・。

 現在、仕事探しに苦労されていらっしゃる方が、たくさん居る出水市に、
それが“希望の光”となるのかい?と言われれば、とっても疑問なのですが、
それでも!、「エコノミック・ガーデニング」を学ばなければなりません。

 そこで、私の挑戦!

 その「エコノミック・ガーデニング」の元祖とされる、コロラド州
・リトルトン市役所
 のサイトより、
Economic Gardening
 について説明されたページの、全文和訳に挑戦します!!!

(以下、私の拙い和訳)
『Economic Gardening

An Entrepreneurial Approach to Economic Development
(地域活性化への独創的アプローチ)
In 1987, the City of Littleton, Colorado pioneered an entrepreneurial
alternative to the traditional economic development practice of recruiting
industries. This demonstration program, developed in conjunction with the
Center for the New West, was called "economic gardening."
(1987年、コロラド州のリトルトン市は、従来の企業誘致策に代わる、新たな独創的
施策を創出しました。この中央から遠く離れた“西部”で開発されたプログラムを、
“エコノミック・ガーデニング”と、人は呼びます。)

We have had many communities visit us and inquire about the program over the
years. In an effort to provide a concise summary of our original thinking
and the evolution of that thinking during the first years of the program,
we present here a synopsis of our experience.
(これまでに多くの自治体関係者による視察を受け入れ、この施策〈エコノミック・
ガーデニング〉に対して、質問を受けて参りました。ここに、我々の考えの原点と、
これまでの試行錯誤の経緯を、簡潔に述べてみたいと思います。)

The Seeds of an Idea
(アイデアの種)
Leadville 1982
The seeds of economic gardening were planted in my mind in Leadville, Colorado
in the early 1980s. At the time I was working in that community as a consultant
after massive layoffs at the nearby Climax molybdenum mine. The community was
interested in attracting new industry to town to offset an unemployment rate
that was approaching forty percent.
(リードビル・1982年
 エコノミック・ガーデニングの種は、1980年代初期のコロラド、リードビルにて、私の
心に蒔かれました。その当時、私は、クライマックス・モリブデン鉱山の大規模な閉山に
よる影響を調査するため、リードビルで働いていました。リードビル当局は、失業率が40%
にも達しようとする中、新しい産業の誘致に活路を見出そうとしていました。)

Understand that Leadville lies above 10,000 feet in elevation and experiences winter
conditions much of the year. It was, perhaps, the extreme bleakness of the situation
that set me on a different course of thinking. During my tenure there, I met two miners
who had invented a resin bolt to keep the steel mats up overhead in the mine. A
mechanical bolt does not touch the rock in all places on its circumference. A resin
bolt consists of two liquids which, when combined, become extra hard—but even more
important make one hundred percent contact with the rock.
(想像してみてください、リードビルが標高10,000フィート〈ほぼ富士山の高さ?〉にある町で
あり、かつ、これまでにない冬の寒さを迎えたとしたら。あまりに厳しい寒さに、私は逃げ出し
そうになりました。そこでの調査期間中、私は、鉱山内で落石を防止するための鋼製マットを留
める樹脂製ボルトを発明した、二人の鉱夫に出会いました。鋼製のボルトでは、岩石に完璧に留
められる訳ではありません。樹脂製ボルトは、岩石に100%密着して留められるよう、2種類の液
体によって構成されていました。)

After the meeting, several things occurred to me. First, even in isolated Leadville,
there were unique skills and knowledge that were marketable. Here were two guys who
knew the mining industry extremely well and had invented something that would be very
useful. Secondly, I thought about how many mines there were in the world that could
use a resin bolt—a huge market. Third, I started thinking, wouldn't it be more
productive if the community shifted its focus from trying to attract companies to
a pretty harsh (albeit beautiful) environment and instead concentrated on growing
local companies which had specialized expertise? The people most likely to live in
and love Leadville were the people who grew up there.
(その出会いの後、いくつかのものが、私の心に浮かびました。第一に、ユニークな技術と
知識が、リードビルにも埋もれていたこと。鉱山産業にとても詳しく、かつ、とても役立つ
技術を発明した男二人が、ここにいると。第二に、この樹脂製ボルトが、世界中の鉱山で、
どれだけ需要があるのか?と。第三に、(美しいけれども)企業を誘致するには厳しい環境
であると現状認識するよりも、専門技術を有した地元企業に注目した方がよいのではないか?
と考えるようになりました。この土地で生まれ育ち、この土地をこよなく愛する人たちが、い
るのですから。)

I never got very far with that newly developed idea in Leadville, but the concept
never left my head. About five years later, the opportunity to try out the idea
rose again—this time in Littleton.
(私はその発想を、すぐに体現化できたわけではありません、しかし、その発想は、私の
頭から離れることはありませんでした。約5年後、リトルトンにて、この発想を試みる機会
を得ることとなりました。)

               ・・・・・・・

 ぜえぜえ・・・・。これで、全体の10分の1を訳したのかい・・・・?

 今度ばっかりは、まだまだ続きます・・・・・・。〇| ̄|_

2008年12月26日 (金)

「オバマ演説集」

===============================================================
  歳末の 空に翻る 吹流し

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 コンビニの近くで新築中の眼科医院さん。今週末、棟上式?
 
 歳末に 防犯灯は 灯るかな

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 鹿児島興業信用組合出水支店の店先。

 さて、悔し~~。
 人がセッセか、読んでいる本を・・・・。〇| ̄|_
大学教授のぶっちゃけ話
 12/24付「荘内銀行

 ハイハイ、
『荘内銀行はなぜ顧客に選ばれるのか?』。
 城戸先生は、東京ー山形間の新幹線の車中で、読破されてしまった
模様。

 自分は、まだまだ半分ほど・・・・。

 それなのに~~。しかも、やっぱり今月も“金欠”という結果に
なりつつも、TSUTAYA出水店の店頭で衝動買い。
 『オバマ演説集』(税込1,050円ナリ)

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 オバマ新大統領。冷めた目で見てしまうと、就任したと同時に「希望」
が「失望」へと変わっていく過程を観察する、ことになるのでしょう
か。
(エッ、自衛隊のアフガニスタン派遣を突きつけてくるとか?)

 とはいえ、この2008年の大統領選挙の中で、今まで投票に行ったこと
もないような政治に無関心な人々の心を動かした、というのは事実のよう
です。
    Yes,We can.

 鹿児島で暮らして実感することは、「東京は、あまりに遠く」。
 そして、日々の暮らしは「先のことは、わからない」。

 でも、ニューヨークはあまりに遠く、外の世界へ行こうと思えば、
兵士になるぐらいしかない・・・(?)。
 アメリカの、そんな鹿児島のような片田舎の市民も、ホワイトハウス
の住人を選ぶ選挙に参加されたのでしょうね。

 そのオバマ氏に魅力とは。いまさらながら、・・・ふ~~ん、どこが?
 ネット上のブログ等を拝見すると、
「たとえ英語が解らなくても、聴き入ってしまう」
 とまで絶賛されているようですが、私は、そこまでは・・・・・デス。

 『オバマ演説集』を、パラパラとめくりながら、私が「ああ、ここなん
て、どうだろう?」と思った箇所。

バラク・オバマの2004年7月スピーチ全訳」(OhmyNewsより)

『・・・・・・
Don't get me wrong. The people I meet in small towns and big cities,
in diners and office parks, they don't expect government to solve
all their problems. They know they have to work hard to get ahead
and they want to. Go into the collar counties around Chicago, and
people will tell you they don't want their tax money wasted by
a welfare agency or the Pentagon. Go into any inner city
neighborhood, and folks will tell you that government alone can't
teach kids to learn. They know that parents have to parent, that
children can't achieve unless we raise their expectations and
turn off the television sets and eradicate the slander that says
a black youth with a book is acting white. No, people don't
expect government to solve all their problems. But they sense,
deep in their bones, that with just a change in priorities,
we can make sure that every child in America has a decent shot
at life, and that the doors of opportunity remain open to all.
They know we can do better. And they want that choice.
                          ・・・・・』
(日本語訳)
『・・・・・
 誤解しないでください。彼らとは、小さな町、大都市、食堂、オフィス
街の公園など、さまざまな場所で会いましたが、政府にすべて解決しても
らおうなんて、彼らは思っていません。自分で一生懸命働いて、前に進む
しかないことを彼らはわかっています。そして実際、そうしたがっています。
 シカゴ周辺の低所得者街に行ってみてください。住民は言うでしょう、自
分たちの税金を、福祉事務所や国防総省の無駄遣いに浪費しないで欲しいと。
 どこでもいい、近くの低所得者密集地域に行ってみてください。町の人々
は言うでしょう、政府だけでは、子どもに学びを教えることはできないと。
 彼らは、自分たちが教えなければならないとわかっています。子どもが何
かを達成するためには、自分たち親が子どもたちの期待を高め、テレビを消
し、「黒人が本を読むのは白人のマネだ」などという中傷を根絶しなければ
ならない、そうわかっています。
 人々は政府にすべて解決して欲しい、などと期待していません。けれども
感づいています。体の奥深く、骨の髄の部分で。ものごとの優先順位をほん
の少し変えれば、すべての子どもたちが一定レベルの暮らしを期待できる政
治を提供できるのではないか。機会はまだ全員に開かれ続けていると約束で
きるのではないか。
 彼らは、われわれ民主党がもっと上手にやれることを知っています。
そのための選択を欲しているのです。
                            ・・・・・・』

 この一文の裏返しとして、
“子どもたちは、一日中テレビをつけっぱなしの状態で、放置され”
“「黒人が本を読むのは白人のマネだ」などという中傷”
 が実際にある現状。
 そして、そんな“低所得者”を「所詮、自堕落なだけだ」とする「自己
責任」論。

 そんな現状、そんな停止した思考を打ち破って、オバマ氏の言葉は、
人々の心を動かしたわけか・・・・。

2008年11月25日 (火)

ハーバード大学は、どうよ?

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  0811251s

午前6時過ぎ。雑誌の配送があって、それを並べるのに、てんてこ
舞いの時間帯なのですが・・・。やっぱり、それでもデジカメを手に
ついつい外に出てしまい・・・(もっと丁寧に書くと、わざわざ道路
を横断して、東の空にレンズを向けております)。

 0811252s

さて、『だいわ』横、二宮医院の銀杏の木。12月に入る前に黄葉が
始まったということは、今年は寒さの訪れが早い?

 さてさて、本題。
 一応「Invest Local!」と力む投資家として、無視できないニュー
ス。
 ・駒沢大学:金融危機で154億円運用損…キャンパスも担保
                    (毎日.jpより)
 ハイ、駒沢大学だけではないようです。名だたる私立大学、ほぼす
べてにおいて、「運用損」を抱えているようで・・・・。
 まった~く、経済学部の先生方は、全員即刻クビ!!!
       でありましょう・・・・というのは、
                 あくまで冗談です。

 ふ~~~む、実のところ、
Return of 8% for Harvard Endowment
  Published: September 12, 2008
          (NYTimes.comより)
 を紹介した我が身です。ハイ、それは、あくまで!9月の時点です。
 それじゃあ、現在11月の時点でどうなのよ?
  で「Harvard Endowment」で検索した結果、出てきたのは
Is Harvard's endowment crushing stocks?
 記事のありかは、(BloggingStocksより。「株式ブログ」と
訳せるでしょうか?)
 冒頭は
『Harvard is an easy target for the woes of our economy. Its
business school produced George W. Bush, the fellow who's
presided over the current economic catastrophe, and
Rick Wagoner, the CEO of the largest automobile maker
who's led its stock down 95% in the last eight years
and now wants $25 billion worth of taxpayer money to keep
the millions rolling into his bank account.  
《ハーバードといえば、この経済危機の元凶といってよいだろう。
このビジネススクールは、ジョージ・W・ブッシュという、経済
破綻を招いた張本人を生み出し、さらには、リック・ワグナーと
いう最大の自動車メーカーのCEOとして、株価を8年間で95%も
下落せしめ、さらには、250億ドルもの税金を、自分の何百万ドル
もの持ち金を守るために要求する輩を生み出した。》
         ・・・・・

 さて、この記事の核心部分はどこなのさ~~???
 で、
『Here's a list of LPs which are rumored to be having such
liquidity problems』
《ここに、解散(倒産)のうわさがあるLPs(投資事業有限責任組合)
のリストがあるわけだが・・・・》

 どうも、その危険なLPsに、ご多分にもれずハーバード大学も
出資しているようで。
 でも、結局は、卒業生からの寄付金で、その損失の埋め合わせを
するのだろう・・・・・・というのが、結論????

 あまり、日本の私大ばかりを、バカにできない?

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