やっぱり「近くて、遠い国」?
=======================================================================
ふと、わが身の日常から逃れて
他所様の掲示板で、「日本の地域研究」をされていらっしゃるという、韓国の
大学生の方の質問に答えるべく、四苦八苦・・・・。(「黙して、語らず」から
逸脱します。これでも、市役所へ行って相談させて頂き、図書館で「出水郷土誌」
を紐解いたのデス・・・)
あ・・・・、韓国か・・・。自分が写真学生であった頃の、ガール・フレン
ド(?)「伊」さんは、いかがお過ごし?キチンと“教育ママ”になって、いらっし
ゃるのやら・・・・・?。
で、久しぶりに韓国を身近に感じつつ・・・、あれやこれや検索・・・・。
「日本に渡った鶴を呼び戻せ」(朝鮮日報 Online 日本語版より)
http://www.chosunonline.com/article/20080127000024
う~~~~ん、この日本語文を読んで、日本人(特に、出水に住む人)としては、
「反韓感情」メラメラ~~~!!であるのが、正直な感情ではないでしょうか?
明らかな間違いは、こちらにも引用させて頂きます
『・・・・
人口4万5000人の小都市である出水市は、一言で言って「鶴で生活するまち」だっ
た。6年前から田に餌をまいて鶴を観察した結果、ナベヅルやマナヅルなど毎日さまざ
まな鶴1万2000羽が飛来するようになった。世界の鶴の80%がこの地で越冬するのだ。と
りわけ最近は韓国からマナヅルが移って来て、その数がさらに増加している。出水市は
冬の間だけ農家から田を借り上げ、適正な補償を与えることにより、農家との対立も解
消した。
・・・・・・』
どう考えても、出水は「鶴で生活するまち」では、ないですよね。(きちんと、取材
された?)
「6年前から田に餌をまいて鶴を観察した結果・・・」って、“給餌”を開始したのっ
て、わずか6年前でしたっけ?
「農家との対立も解消した。」・・・・というには、まだまだ、デスヨネ?
で、決め手、
『金浦市のチョ・ドクベ課長は、「プロジェクトを必ず成功させ、日本へ渡った鶴たち
を必ず連れ戻したい」と述べた。』
「連れ戻したい」という表現・・・・・。“翻訳”って、とっても難しいものであること、
実感します。たしかに、チョ課長は「連れ戻したい」という、韓国語の言葉を使われたのか
もしれませんが、でも、“日本人向け”に翻訳する場合、もっと別な表現方法があったの
ではないかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
(「朝鮮日報」といえば、韓国の伝統ある新聞社です。それでも、“この程度の翻訳”し
か出来ないとしたら、無能です。)
もうひとつ、検索していて、拝見したもの。
「ようこそ!鉄原郡へ」
http://tour.cwg.go.kr/japanese/greetings/greetings_01.asp
ハイ、出水市役所の韓国語ページ
http://www.city.izumi.kagoshima.jp/korean.asp
の、わずか1ページの分量と比べてみると、はるかに鉄原郡のページは、“力”が入って
いることが解ります。
でも、
『鉄原郡を訪問してくださったネチズンの皆様を心より歓迎いたします。』
んんん????、「ネチズン」って?????
この日本語文を、きちっと校正してくださる方は、いらっしゃらなかったのでしょうか。
「私が校正をします!」って、志願したくなりません?
そして、じゃあ、この鉄原郡のページを見て、日本から鉄原郡へ旅行してみよう、と思う方
が、現実にいらっしゃるの??????????
(いえ、はっきりと書かせていただきます。出水市のわずか1ページの韓国語ページよりも、
鉄原郡の日本語ページの方が、はるかに熱意が伝わってくるのは、事実です。出水市当局も、
鉄原郡当局程度には、努力をして頂きたい限りです。)
「お隣の国・韓国から、日本に向けて発せられた」文章であっても、かくのごとし。
逆に「日本から、韓国に向けられた」文章にも、かなり“トンデモ”な内容があること、
覚悟しなければならないのでは?
やっぱり、韓国は、日本の「近くて、遠い国」?
最近のコメント