『科学系の部活ない中学が73%』
いつもいつもの、東武野田線愛宕駅前の八百屋さんにて。
さて、元中学・科学部員として。
YOMIURI ONLINEより転載させて頂きます。
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科学系の部活ない中学が73%、指導教員不足で
天文部や生物部のような科学系の部活動(科学部)がない中学が7割を超えた
ことが科学技術振興機構(JST)の調査でわかった。
4年前に比べ、7ポイント増えた。理科を指導できる教員の不足などが理由とみ
られている。
同機構は今年3月、30人以上の生徒がいる全国の公立中から無作為に500校
を選び、教師や生徒を対象にアンケートを実施。417校から回答があった。73%の
中学校が「科学部がない」と回答し、理由としては、「顧問となる教員が不足している」
が69%で最も多かった。科学部に所属している生徒は全体のわずか1%。理由で最
も多いのは「学校に科学部がない」(59%)だった。
同機構理数学習支援センターの渡辺怜子副調査役は「子供が科学を身近に感じに
くい状況にある。科学部だけでなく、観察や実験の機会を増やすなど、子供の興味を
育てる環境の整備が急務だ」と話している。
(2013年9月9日 読売新聞)
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いや、スポーツで勝つ喜びって、得難い経験で、自分も中高6年間通して、ひとつの
競技を続けていたら・・・・と思いますが、同時に、科学部員として、もっとみっちり活動
して、研究成果を発表なんてしていたらな・・・・・・という後悔もあります。
中学1年の入部時に、「何を研究するか?」というテーマを決めて、そのための活動
計画をしっかり立てて、足かけ2年半じっくり研究し続け、3年秋にその集大成を発表
する・・・・・。(今思えば、いくらでも後悔できるのですが)
そして、「学生科学賞」を受賞して、顧問のK先生を胴上げするのだ~~!!!
で、邪(よこしま)な思い出。
科学部の顧問先生といえば、若い女先生。
思春期男子としては、”大人の女性”の一挙一動にドキドキ・・・・・・。
「女性への憧れ」に、目覚めマシタ・・・。
そして、今振り返れば、新米教師として、経験不足をやる気で補おうとしていらっしゃって
いたんだろうな~~と。
会社に限らず、社会って、結局は「年功序列」「強いものが、正しい」という“体育会系”
体質が満ち溢れておりますが、でも「やさしさ」って、やっぱり無上のものである・・・・・・、
そんなことに気づかせて頂いたのは、ひとえに科学部顧問の女性教師の方々の
おかげです。
コッホン・・・・・・、横道に逸れましたが、
まず「何をするか」、テーマを見つけることから始まる部活、そこで、本当に
活動できるヤツが、正真正銘“頭のイイやつ”。
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