東日本銀行、劣後債を発行
本日午後11時過ぎの川端通りです。今頃は、店内ではカラオケが鳴り響き状態なのでしょうね。今夜は大相撲九州巡業ご一行様が出水にお泊りで、にぎやかさ倍増のようです。
さて、まずは日経平均でありますが、16,417円82銭(前日比-55円54銭・0.34%)。14時に発表された「10月機械受注」が前月比+2.8%で、市場予想を下回ったとのこと。「決して良くはないが、悪くもない」下げ幅で留まった・・・・カナ?わがインデックス・ファンドも、+領域を死守できました。
さてさて、本日の南日本銀行の株価動向、ハイ!楽しませていただきました。
始値420円・終値410円 出来高36,000株
寄り付き早々、30,000株の取引で420円。いきなり420円!しかも、3万株でっせ!極まった!と思いました。ところが、午後になってから、405円→419円→410円という値動き。軟弱株主としては、どうせなら420円で終わって欲しかった・・・・トカ。
さてさてさて、“株”に手を出されている方なら必見のNIKKEI-NETに、昨夜
『東日本銀、劣後債で100億円調達(2006/12/07 23:19)』
という記事が掲載されておりました。自分が目に留めた理由は、もちろん“東日本”銀行”という名前と、“劣後債”というオドロオドロシイ名前によります。(東日本銀行のサイトは⇒こちら 劣後債の意味については⇒こちら)
で、思い浮かんだのが、堺屋太一氏の作品「エキスペリエンツ7~団塊の7人」という小説です。
“「ここか、なるほど・・・・・」 坂本龍生は呟いた。四月の第二土曜日、午後二時一二分。私鉄梅之園駅の改札を出た時だ。 上野から各駅停車で四つ五つ。荒川鉄橋をまたいでいくらも行かないのに目の前の光景に「東京」の感じは薄い。・・・・・・・・・”(なんとなく、東日本銀行の営業基盤を彷彿とさせるような)
舞台は商店街。主人公は、大手銀行を“肩叩き”で退職となった身。主人公をはじめ、団塊の世代の7人が、商店街の再生に立ち上がるというストーリーです。そこに、“くれない銀行”という地銀の自立路線派と提携強化派という派閥の暗闘を織り込んで・・・・という筋です。その自立路線派が、一発逆転策として打ち出すのが「百億円の劣後債発行」なのですよね。東日本銀行内部でも、そんな暗闘があったのやら?
主人公は、「梅之園振興基金」のための総額62億円という金額を、民間企業を駆けずり回って集めるのですが、・・・・・・・そこが“荒川を渡っても東京”と出水のような地方都市の決定的な“差”なのでしょうか・・・・。残念ながら、出水の商店街は「道路拡幅による買収」という公的資金を期待する外、ないのでしょうか・・・・・。
イヤイヤ、九州新幹線開業で、出水も確実に変化もしておるわけで、
“駅前分譲マンション”が建設中です。そこに、ビジネスチャンスがあれば、民間資本がお金を投下するわけですよね。
駅から少し離れた、江戸時代の商人街を引き継ぐ商店街が、再び“必要な場所”とされるには?
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