「地方債の元本返済が始まれば・・」
勤め先のクリスマスツリー。あああ・・・、もう1年が経過したのでありますね・・・。
貧乏投資家にとっては、嬉しいクリスマスプレゼント。東北電力から、配当金の支払通知書が参りました。・・・・・・、クリスマスまでに、含み益領域へ浮上してくだされば、4倍嬉しいのですが、さて?
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(ここから「メモ帳」使用部分です)
さて、ジュラキさんから頂いたコメント、あくまで私の勘ですが、
ジュラキさんは、銀行がどうのこうの、よりも、以下の部分、
『・・・・
10年後、描けないと方向性失いますよね。これは自治体も同じ。
財政が悪い、公務員の賃金がカット(当然?!)。結局、行政が出来ない
部分って民間にしわ寄せがくるんです。地方債の元本返済が始まれば、
今以上に事業費は削られ、民は今以上に苦しむのです。二極化はさら
に拡大されます。・・・・・』
鹿児島県の財政事情について、問題提起をしてくださったのかな~
と推察させて頂きます。
で、またまた脱線。鹿児島県庁のホームページをうろちょろ・・・。
主に「平成19年度 合同IR説明会資料」より、数字を抜き出してみま
す。
平成18年度一般会計決算より
歳入8,469億円 そのうち県税等自主財源2,503億円(29.6%)
県債1,102億円(13.0%)
歳出8,383億円 そのうち普通建設事業費2,102億円(25.1%)
災害復旧事業費 178億円( 2.1%)
(上記2つがいわゆる投資的経費で、ジュラキさんがおっし
ゃる「事業費」であるかな・・ 小計2,280億円(27.2%)
(「県の借金返済額である」) 公債費1,387億円(16.5%)
この数字を頭に置いてっと・・・・
平成18年度県債残高 1兆6,159億円
(私ごとき素人は、頭がこんがらがってくるのですが・・)
そのうち“国が、借金の肩代わりをしてくれるという”「交付税
措置額」を除いた、実質負担分 7,458億円
借金を返した分「公債費」-新たに借金をした分「県債」
=285億円
1兆6,159億円に対して、285億円。約1.8%ですか・・・。
さらに、絶望的な数字を抜き出さなければなりません・・・。
「公債管理ダイジェスト」という別ページに、「公債費(で
すから、“借金を返した額”ですね)の推移」という棒グラフ
が紹介されているのですが、
平成18年度の借金返済額である、1,387億円のうち、元金分
1,115億円、利子分272億円とのこと。
285億円って、結局、せいぜい利子をやっとかっと支払って
いるだけでアリマス!
平成17年3月に「県政刷新大綱」が策定されているとのこと
ですが、その内容がイカニ!県民に“痛み”を与えるもので
あるか・・・・・、恥ずかしながら、今日、自分は知りまし
た・・・・・・。
(ここから先は、あくまで“ブラック・ジョーク”として読ん
でくださいネ)
それでも、「“民”は、“官”より逞し」。
自分は、あんな伊藤さんが首長である鹿児島県当局よりも、
○○さんがお勤めの「△銀」を、断固応援します。
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