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2008年3月 6日 (木)

パイオニア出水工場に約600人

0803061s  3月5日(「啓蟄」だったのですね)午前6時15分、三日月が、太陽より一足早く。

 昨日は、当ブログとして、飛躍的なアクセス数増加。申し訳ありません、お役に立つ“情報”を提供できる人間ではアリマセン・・・・。明日7日、パイオニアの企業説明会を固唾を呑んで見守る・・・・・・。

  3月5日付、地元紙・南日本新聞に、渋谷俊彦・出水市長のコメントが掲載されております。(引用させて頂きます)

「 ・・・・ 渋谷俊彦市長は「現在はマスコミの情報しか知らないが、できれば今後も工場の事業内容を変更してでも社員の雇用を確保してほしい」と要望。」【さすが地元紙、市長のコメントをもらってくるとは。日経は、出水市役所の「企画政策課」のコメントのみ】

 新聞記事によれば、パイオニア鹿児島(出水)工場の従業員は約600人。出水市の人口、約57,700人、世帯数約24,000世帯。ご夫婦揃ってパイオニアで共働きというのは、ちょっとなさそうなので、単身世帯も含めて「一家の大黒柱」が勤めていらっしゃると仮定して、600÷24,000=2.5%(もちろん、出水市外から通勤していらっしゃる方も多いわけですが)。すでに年金暮らしをされていらっしゃる高齢者世帯を除けば、この割合はさらに大きくなりますね。

 もちろん、出水市民としての願いは、上記市長さんのコメントに集約されるわけですが、う~~~~ん、というのが、パイオニアそして日本の家電メーカーの現状であるようですね。

 5日付日本経済新聞3面

「電機業界、淘汰の波 過当競争で疲弊、海外勢に対抗できず 一段の再編必要に」

『 過当競争を繰り広げてきた国内電機業界で中下位メーカーの淘汰が進み始めた。三菱電機が携帯電話事業からの撤退を決め、パイオニアもプラズマテレビ用のパネル生産からの全面撤退を週内に発表する。狭い国内市場に十社程度がひしめく「箱庭」の競争に終始。世界競争に出遅れ、もうからない事業ばかり抱え込んだ。一連の撤退や再編は日本の電機産業の立て直しの一歩となるが、世界で戦うにはもう一段の再編なども必要となりそうだ。・・・・・・・』

 記事では「箱庭」という言葉が使われていますが、特に携帯電話市場のように、世界の趨勢から外れ、国内独自の規格で進歩し続けている事業をさして「ガラパゴス諸島化」という言葉が、近頃よく使われています。

 で、「ガラパゴス諸島化」で検索させて頂いた結果、

 「ガラパゴス」(の・ぶ・ろ・ぐ 3月号 参院議員 岸信夫の活動レポート

  ええっ!「水」も国際規格化が進んでいるんですか!!!

 「ガラパゴス」(Engineers` Breaktime

  一部こちらに引用させて頂きます。

『 とても基礎的なところに問題がありそうです。 
インターネットを利用する日本人の何割が情報収集のために日本語以外のサイトにアクセスしているでしょう?
インターネットを利用する日本人の何割が情報発信のために日本語以外の言語を使っているでしょう?
(自分も例外ではありません)
英語でコミュニケーションをとったり情報発信&収集している人々の数と比べ、日本語の壁の中でやりとりしている我々の数は比べものにならないのが明らかです。

世界の国々&人々と多くの関係ができているのに、日々の放送内容や紙面の構成は、国内にばかり視野が向いています。

 だからと言って、このサイトを英語にできないという現実。』(引用終わり)

  力んで“明治維新を生んだ志士”を気取るつもりはありませんが、“攘夷”から“開国”への180度の方向転換。「地域を愛する」という言葉。自分は使うには、ちょっと恥ずかしいのですが、地方で暮らす人にとっては、心にある、ごく普遍的な言葉と思います。しかし、その言葉は変わらずとも、そこから発する思考・行動は、大胆に変化していかなければならないのはでは?

 さ、自分も英語のサイトを、せっせか読むぞ~~!!!と・・・・・・・・思いはするのデスガ・・・。

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