(千葉)県、県産米の輸出支援
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まず、報告させていただきます。「バカ息子から、両親へのお土産」として、オネエサ
マのご助言どおり、花束を用意しました。とかなんとか、実際には重い荷物を背負った
状態でお花屋さんに立ち止まる根性はなく、いったん実家に帰ってから、近くのお花屋
さんへ出直し。しかも、525円ナリ(イヤ、2,000円ぐらいは奮発しようかと思ったので
すが、やっぱり照れてしまって・・)。
でも、ただ今、花瓶に活けて居間にアリ。(写真は、出水に帰ってからでも)
ご助言、ありがとうございました<(_ _)>。
さて、1年半ぶりに、常磐線沿線・千葉県我孫子市の実家に帰省させていただきました。
常磐線快速の車窓から見た限りの東葛地区。ますますぎっしり一戸建て住宅は建ち並び、
駅前マンションはニョキニョキ・・・という印象。さらには、実家の最寄り駅・天王台駅
周辺の変わり様。極めつけは、わが実家周辺。ますますお洒落な新築一戸建て住宅が、密
度を増したように思います。(ホント、住宅ローン需要って・・・)
ただし、平日の昼間は、人口が極端に減るのでしょうね。ただ今午前11時過ぎ、いたっ
て静かなものです。そして、夕方になると、ワンちゃんを連れてお散歩される方があちら
こちらに。典型的な「ベットタウン」の光景だと思います。
(そりゃあ、出水にも、仕事を終えた夕方に、愛犬と散歩をするのが日課という方、
いくらでもいらっしゃると思います)
「出水」と「我孫子」の違い。電話で両親から聞いていた限りでは、実家周辺も高齢化
が進んでいる・・・と思っていたのですが、実際に来てみると、ナンノなんの。ボッとや
ってきた田舎者から見ると、「うらやましい」・・・・・。
さてさて、関東地区滞在中らしく。
今朝19日の日本経済新聞千葉・首都圏経済欄より
「県、県産米の輸出支援 商社を紹介 農家に資金補助も」
Web上では、こちら(NIKKEI-Netより)
紙面より一部引用させていただきます。
『・・・・
県によると、千葉のブランド米である「ふさこがね」の〇七年度産米の生産者出荷価格
は1キロ百九十-二百円。県内量販店での小売価格が同三百六十円程度だった。一方、中国や
香港、台湾では日本米が七百-千五百円で流通しているという。県は、国内国内出荷価格と
の見合いで農家が魅力を感じれば、輸出の希望はあるとみている。
〇七年度の千葉県の減反実施面積は一万二百二十七ヘクタール。国の目標に対し達成率は
四五%にとどまる。
千葉県の農地は土壌中の水分が多く、小麦や大豆など乾いた土地を必要とする作物に向か
ないことが背景にある。
堂本知事は「国の減反政策に対し、「県内で大豆を作っても利益が出にくい。減反政策は
地域ごとにきめ細かく考える必要がある」と訴えている。
・・・・・・・・
(さらに途中略させていただいて)・・・・・・・・・
ただ日本のコメの現地価格は中国産の二十倍以上とされ、現時点では大変な高級品。現地の
消費者が銘柄を選ぶ際も、日本国内のブランド力を参考にするとみられる。千葉県産のコメが
他県産に見劣りしない販売実績を上げるには、まず国内でのブランド力を磨く必要がある。』
イの一番には、「じゃあ、鹿児島は、どげんよ!」
でも、2番目。国内自給率の向上なぞと言っている一方で、減反政策。千葉県中の耕作
可能な水田を利用しても、どうせ千葉県民全員の年間コメ消費量を賄えるわけでなし。それな
のに「県産米の輸出支援」ですか~~。千葉に、コメ作りをビジネスとして行っている農家の
方って、いらっしゃるのデスカ?
ハイ、一番と二番を併せて。さ!鹿児島。
「地域経済のカギを握るのは、なんのかのいって、やっぱり農業である」
というのは、鹿児島人の大方の見解であるはずです。千葉ごときよりも、大規模にコメ作りを
行っている農家は、はるかに多いはず(う~ん、コメ専業農家というのは、ちょっと苦しい?)。
鹿児島こそ「県産米輸出支援」という施策があっても、イイんでないの?に、異論ナシ?
で、自分が思うには「おコメは、ブランドより、鮮度で勝負すべき」。
昔、宝島で食べた新米のおいしさ。“ブランド”では、ありません。
いかに獲れたての鮮度を保持したまま、消費者の口に運ぶことができるか?それを、いかに低
コストで実現するか?
産官学提携の研究テーマとして、「おコメの鮮度保持」に真剣に取り組んでみたはいかがで
ありましょうか。
というのが、今日のオチ。
う~~ん、のんびりできる日って、ヨカね~~。これだけ書くだけで、2時間・・・・。
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