都市⇒「民」⇒地方へ
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西の空に生まれいずる、新月。そして、翌朝。雲は、明らかに「秋の気配」。で、
日中は、んんん?夕立があるか~~?と期待したのですが、・・・・・・・・。
さてさて、まだまだ「鹿銀 農業ファンド設立」ネタを、グチャグチャと・・。
(該当記事から、改めて引用させて頂きます)
『・・・・
ファンドの規模は7億円。うち鹿銀は3億4000万円、タイヨーなど鹿児島の6
企業が1億-5000万円を出資。九州を地盤に企業再生などを手がけるドーガン
・インベストメンツ(福岡市)も1000万円を出資、運営にあたる。
投資対象は鹿児島、宮崎、熊本の農業法人や食品加工など関連の中小企業に限定。
年2%程度の利回りを目標に、株式や社債などに投資する。事業組合は存続期間を
10年と定め、初めの3年間で投資を行い、残りの期間を回収にあてる。
・・・・』
記事を読む限り、実際運営にあたるのは「ドーガン・インベストメンツ」とい
う“金融コンサルタント会社”である模様。
そのドーガン社、出資金1000万円の年2%、一年20万円、10年で200万円程度の
収入で満足するのか????
んな、ワケないでありましょう!!!
隠れた部分で「コンサルタント料」が発生しているはず。結局、それを負担しな
けばならないのは、“出資を受けた”農業法人等なのじゃないでしょうか・・・・
・。そこに、“胡散臭さ”。
一応、これでも“かぎん”1単元の株主として、疑義を述べさせて頂きます。
さて、同じ「鹿銀 農業ファンド設立」を紹介した7/31付日本経済新聞・九州経
済A欄中、
「農業支援にファンド 南九州で 鹿銀とドーガンなど」
という記事があります。
それによれば、(一部引用させていただきます)
『・・・・・
農業を対象としたファンドは、愛媛銀行が主体となって二〇〇六年に設立された
「えひめガイヤファンド」に次いで全国二例目という。・・・・・・・・・』
そうか!
・えひめガイヤファンド(ひめぎん総合リース株式会社)
せっせか投資先まで、拝見しました。
第1号投資先 ㈱みかん職人武田屋さん
という、年間売上高1億1千万円ほどのみかん農家へ、総額5千万円の投資で
ありますか・・・・。
また、第10号投資先 ㈱かどや
という、郷土料理である“鯛めし”屋さん。年商5億6千万円に対して、1億円
の投資でありますか・・・・。
ハイ、何度でも、正直に書きます。自分、“姫様”に一発骨抜き!!!で、「
銀行おたく」になったクチで、これがビジネスとして、適切な投資活動であるのか
否か?判断する頭脳を持ち合わせておりません・・・・。
でも、純利益は売上の5%程度と考えると、結構大胆な「投資」であるのか
な・・・・・。
イヤイヤ、そこにどう「未来を見つめ」「夢を抱く」でありますよね。
「ふるさと納税」。海山蠢動して、今のところ、納税額トップの大阪府であって
も700万円程度ですか。それで、どの程度の“地域活性化”が見込めるのか?
(一応、今日は“かぎん”さまに、ヨイショ!させて頂きます)
このたび誕生する農業ファンド自体は、まだまだヨチヨチ歩きの段階であると
ご推察いたします。
でありますが!、こんな非効率な「官」を介在しての、都市⇒地方のお金の
流れを作ろうとするよりも、「投資」。つまり、金融機関=「民」を通して、
都市(イヤ、世界から)⇒地方へのお金の流れを、どんどん太くしていきまっしょ!!
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