『勝間和代の日本を変えよう』(感想1)
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出水に、オーロラ?
さてさて、実は昨晩出勤前にNY市場の動向をチェックしたのです
が、その時は上昇一本調子でありました。
「よっしゃ~、助かった~~!!」
と出勤したのでありますが、帰ってきてチェックしてみれば、結論
は、前日比マイナスでありますか・・・・。
もっと早く目にしていればよかったと思うブログ
・世界のお金情報ープロの目で見た成功の鍵
で、土日は市場のことはわすれましょう!
ということで、
「勝間和代の日本を変えよう~LIfehacking Japan~」(毎日新聞社)
(1500円税別)を、久しぶりでした。一気に読了。
自分が、この本を手に入れたのは、だいわお向かい「TSUTAYA出水店」。
ビジネス書コーナーで平積みになっておりました(それでも、決して
目立つ位置ではありませんが)。う~ん、出水では何人の方が購入され
たのやら・・・。そして、鹿児島県内では、すでに何冊売れているの
やら・・・。
あれやこれや、鹿児島でこの本を手にされる方って、どんな方々な
のだろうかな~~と想像してみるのですが、主な読者層、20代後半、
やっぱり“公務員”等お硬い仕事に従事されていらっしゃる方なので
はないでしょうか?お硬い仕事に従事されているが故に、日常の場面
では「肩身の狭い思い」をされることもある・・?それでも、毎日
コツコツと読書の時間を作られていらっしゃる?
鹿児島で、この本を手にされたすべての同志(笑)の方に、
連帯(激笑)の意を表します。(^_^)/~
そこで、感想でありますが。
・勝間和代公式ブログ:私的なことがらを記録しよう
「日本を変えよう、リンク集4」で紹介されているブログもちょこちょこ
拝読。(「お気に入り」に登録したブログが、また増えてしまう・・)
実は「あっ、これも女性と野郎の感性の違いかな~」と思ったのですが、
・駅前(男性の方のブログです)
10/1付「勝間和代の日本を変えよう」
で書いてくださった“違和感”に、同感。
わざわざ、この本の章立てを書くのも、蛇足ですが、
第1章 若い人が暗い国
第2章 西原理恵子さんと、最強ワーキングマザー対談
第3章 女性が産める、働ける国へ
第4章 雨宮処凛さんと、脱・ワーキングプア対談
第5章 NYで考えたポスト資本主義
勝間和代の日本を変えよう 15の提言
漫画家・西原理恵子さんとの対談は、文字通り“最強ワーキングマザー”
タッグによる、爆裂対談。それを受けての第3章までは、うんうんそうだよ
な~と軽快に読めたのですが・・・。
雨宮処凛さんとの対談の冒頭(一部引用させて頂きます)
『勝間 今日は正直な話をしたほうがいいと思うので、あえて聞いてしまい
ますが、私、中学からずっと慶応なんですよ。そうすると、私の身の回りに
は、だんなが就職に困っているとか、フリーターになったとかいう人がいな
くて。雨宮さんのルポを読んでも、実感としてわからないところがありま
す、正直にいうと。
雨宮 そこがむずかしいですね。本当に階級が違うというか。
勝間 違う世界の話なんですよ。私に限らず、たぶん多くには。
・・・・・』
勝間さん、とても正直です。西原さんの爆裂対談とは一転、こちらでは
にわかに評論家然として面白くありません(おっしゃっている内容とは、
別の意味で)。
雨宮さんとは「日本国内における“格差”問題」を対談されたはずなの
に、次章は「NYで考えたポスト資本主義」へと。
勝間さん、かわいい。
ここは、むさい野郎の出番でありましょう。
勝間VS西原の対談の中に、次のような一節があります。
共働き家庭が、仕事と子育てを両立させるには?という話の流れの
中で、
(またまた一部引用させて頂きます)
『勝間 いろいろなパターンを見てるんですけど、うまくいっている例は
ありますよ。例えば、夫が研究職と官僚の場合は比較的比較的うまくいって
いるんですよ。』
はっ、自分の親父は、その「研究職」と「官僚」の両取り「国立大学
教授」でありました。子供の頃は、毎夏軽井沢の親戚の別荘へ、家族5人そろ
って2週間ばかり“避暑”に行っておりました。
ええ、違う世界の話なんですよ。
自惚れさせていただきます。
な~るほど、自分、「実感としてわからない」ことをわかろうとして、
二十以降の20年間を費やしてきたか・・・・・と。
「勝間和代の日本を変えよう」を読んで、ひとつ胸の重石が取れました。
(感想、つづきます)
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