すでに地域医療は崩壊している
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ふ~、さ、気合を入れて書くぞ~~と思って、BGMにしたのが、
Yahoo!サウンドステーション「クラシック入門」。ベートーベンのピアノ
曲がただ今流れております。
ふ~~。自分は、やっぱり歳をとりましたか・・・・ネ。
午前0時前の月の出。私にとって「さ!仕事だ~」の時刻ですね。
さて、以下に書くこと。何度か書いているように思いますが、私なん
ざ「はぁ~?、自分の今の標準血圧なんて知らん!」ほどに、自分の健
康には無頓着。当然「今の出水の地域医療の現状」なぞ、興味はござい
マセン。
“興味はございマセン”なぞと書くと、自分でも傲慢に思いますが、
一方で、こんな風に書くと「オマエみたいな無知な市民がいるから、行政
は大変なんだ」と“正論”を述べる“事情通”の方の存在にも、苛立ちを
感じます。
普段はしないのですが、
・【鹿児島県出水市】
より
「市民掲示板」に投稿されたカキコミ。コピーさせて頂きます。
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給料の15%カット
投稿者:[PC]たま 2009年1月16日23時17分22秒
医療センターに勤める医療職者の給料を15%カットしろと市が要求している
と聞きました。経営が大変で、それは解りますが、事務職などの行政職は一
切下げないとのこと。市民のために病院を残したいのなら そこに勤める職
員が一丸となって、実行するのが筋ではないかと思うのですが。どうもその
方々は安全圏にいておかしいと思うのですが、どうでしょう。
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理屈としては、医療職として採用された者と一般行政職として採用された
者の給与体系は異なる。それと「地方公務員」と一口に言っても、医療職と
いう“現業職”(?)と事務職は、地方公務員法上は、微妙に身分が異なる
のではなかったでしたっけ・・・・。
とはいえ、給料15%カットなぞ、当事者の方にしてみれば「やってら
れん!」と思われるのは、当然。それと、これは実は今も存在することと
思いますが、「医療職員と事務職員間のあつれき」。たまったもんじゃない
よな~~。
この投稿を夜の店番へ行く前に拝読して、商品陳列をしながら、頭の
中はグルグル・・・・上記のようなことを・・・。
で、ねぐらに戻ってきてから、けんさく~~。
・出水総合医療センター
について、
お医者さんが書かれているブログでは・・・・・・・
・うろうろドクターさん
08,9/28付「300床の病院に内科医が2人、しかも…」
・ssd's Diaryさん
9/26付「Dead or Alive 200000YEN」
ハイ、ぜひコメント欄までご一読願います。
ボロクソに書かれております。
なるほど・・・・。ここに至りて、ようやく「出水の地域医療の現状」を
少しハアク・・・・。
こういう現状の中で、
「市民公開講演会 医師はなぜ、立ち去るのか ~地域医療再生のために~」
が来る2月6日に開催されるわけですね・・・・。
講師である、城西大学経営学部准教授・伊関友伸さんの
・伊関友伸のブログ
どういう講演をされるのだろうか?・・・ということで、
比較的最近のインタビュー記事
08,11.28付「【この人にインタビュー】
病院経営アドバイザー 伊関友伸さん」
講演を聴かれた方の感想
・女医の仕事&家庭の両立日記
10.25付「10月25日の伊関友伸先生講演会に行ってきました」
ひとつお医者さんが書かれるブログにたどり着くと、そこからさらに芋づる
式にディープな世界へ潜航デキマスネ・・・・・。
どこかのブログに書かれておりましたが、
「住民が、“地域医療の危機”を知った時には、すでに地域医療は崩壊している」
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間違いなく、出水の現状は、この段階でありましょう。
最後に、もうひとつだけ、ブログの紹介を。
もちろん、「病理医」といえば臨床医ではなく(間違っていませんよね?)、
比較的時間に余裕のあるお立場なのじゃないかな、と推察させて頂きます。
それでも、県立病院の勤務医という立場を明確にされた上での、ブログ上での
発言。ただただ敬意を表します。
皆さまも、ぜひじっくり読まれる機会を(学会出席のためにギリシアに行かれ
た時の記事も含めて)。
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