『図書館の神様』
午前2時。
今までは運よく、行き帰りに雨に降られるということはなかった
のですが、今夜ばかりは・・・・。
さて、『図書館の神様』(瀬尾まいこ著、ちくま文庫、525円)
(Amazonでの紹介ページは⇒こちら)
ほぼ一晩で、読ませて頂きました。
私は、どうにも小学生の頃から“読書感想文”というのが苦手な
ので、やっぱり引用させて頂きます。m(__)m
『・・・・・
「ねえ」
私は図書室の中をうろつくのをやめて、垣内君の前に座った。
「なんですか?」
垣内君が顔を上げた。
「退屈なんだけど」
「そう言われても困りますが」
「刺激がほしいのよね」
「刺激?」
「そう。なんか文芸部の活動って、波がないというか、毎日
淡々としていて盛り上がらないでしょ」
「そうですか?僕にはかなり刺激的ですけど」
「どこに?いったい顧問に内緒で何をしてるのよ」
・・・・・・』
『・・・・・
「でも、もっとわかりやすいメリハリがほしいのよねー。これぞ
部活って雰囲気のさあ。部長なんだから対策練らないと、部員減るよ」
「部員ってどこにいるんですか」
「私」
「先生は顧問でしょう」
「どっちでも一緒じゃない。顧問だったとしても、これ以上つまらない
と思ったら、家出するわよ」
・・・・・』
もちろん、小説の世界であって、顧問と部員が一対一で毎日活動なんていう
部活があり得ねえ~~わけですが。
早川清(きよ)先生、かわいい~~!!
こんな先生と、毎日放課後図書室で顔を合わせていたら、今現在のオジサン
年齢に則って表現すると、「恋してしまうぞ」。
18歳の自分だったらと考えると、
「早川先生に、文学のよさを気づいてもらうための、活動方針を」
と勢い込んでしまうでしょうね。(それが、恋というもの?)
あっ、と。ここで、時間切れデス。
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