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2010年3月 7日 (日)

『図書館の神様』

 午前2時。
 今までは運よく、行き帰りに雨に降られるということはなかった
のですが、今夜ばかりは・・・・。

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 さて、『図書館の神様』(瀬尾まいこ著、ちくま文庫、525円)
            (Amazonでの紹介ページは⇒こちら
   ほぼ一晩で、読ませて頂きました。

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 私は、どうにも小学生の頃から“読書感想文”というのが苦手な
ので、やっぱり引用させて頂きます。m(__)m

『・・・・・
「ねえ」
 私は図書室の中をうろつくのをやめて、垣内君の前に座った。
 「なんですか?」
 垣内君が顔を上げた。
 「退屈なんだけど」
 「そう言われても困りますが」
 「刺激がほしいのよね」
 「刺激?」
 「そう。なんか文芸部の活動って、波がないというか、毎日
淡々としていて盛り上がらないでしょ」
 「そうですか?僕にはかなり刺激的ですけど」
 「どこに?いったい顧問に内緒で何をしてるのよ」

                       ・・・・・・』

『・・・・・
 「でも、もっとわかりやすいメリハリがほしいのよねー。これぞ
部活って雰囲気のさあ。部長なんだから対策練らないと、部員減るよ」
 「部員ってどこにいるんですか」
 「私」
 「先生は顧問でしょう」
 「どっちでも一緒じゃない。顧問だったとしても、これ以上つまらない
と思ったら、家出するわよ」

                            ・・・・・』

 もちろん、小説の世界であって、顧問と部員が一対一で毎日活動なんていう
部活があり得ねえ~~わけですが。

 早川清(きよ)先生、かわいい~~!!

 こんな先生と、毎日放課後図書室で顔を合わせていたら、今現在のオジサン
年齢に則って表現すると、「恋してしまうぞ」。
 18歳の自分だったらと考えると、
 「早川先生に、文学のよさを気づいてもらうための、活動方針を」
 と勢い込んでしまうでしょうね。(それが、恋というもの?)

  あっ、と。ここで、時間切れデス。

 

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