第七章「女三人+犬一匹」⑲
今日も、暑さ一段落の日。 ホッ(^_^;)・・・・。
で、おかげさまで、鹿児島銀行出水支店まで配当金の受け取りに。
(もっとも、すぐご近所なのですが)
・・・・こんな自作小説を書いているオジサンとしては、
「銀行窓口のテラーさんは、美人である」
という刷り込みがあるので、実はかなり緊張・・・・。
いや、実際におきれいな方で、現金と一緒にミニディスクロージャ誌も
差し出してくださったもので、ますます緊張・・・・・・。
さ~て、今日は忙しくなる予定なので、ちょっと早めに出勤しなければ。
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第七章「女三人+犬一匹」⑲
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その時、三人の会話を、時に首を動かして、いかにも「聞いているよ」とい
う様子のタダモトが、ふいに睦のわき腹に、ぐいぐいと鼻面を押し付けてきた。
「タダモト・・・・」
なおも、タダモトは押し続ける。睦は、タダモトの顔を両手でつかんで、ぐい
と顔を上げさせた。そして、目と目が合うようにして、
「だからね、タダモト。実は、おまえが一番心配なの。おまえなら、私が危
ない時は、さっと助けに走ってきてくれると思う。だけれどね、そこでおまえ
が、他人様に牙でケガをさせたら、理由なんてないの。おまえを保健所に連れて
行って、殺してもらわなければいけなくなるの。わかる?」
睦は、タダモトに通じてほしい、とじっと相手の目を見つめた。
「わっ~~。感動しちゃった・・・。睦ちゃんとタダモトくんが、確かに
会話しているのね」
「しっかり意思の疎通が、できているのね・・・・」
茜、小雪という二人の先輩は、きちんと感心してくれる。
「お二人、ごめんなさい。こんな話をするつもりはなかったんですけれど・・」
「ううん、いいのよ。でも、現実には、どんな大男も一発で吹っ飛ばすような
“必殺技”なんて、ないんでしょうからね・・・・・」
「そうだ、金的蹴りよっ!。睦ちゃんの動きの素早さなら、相手が『あっ』と
思う前に、金的をカーンじゃないかしら」
「そうだ。ふと気がつけば、睦ちゃんの周囲には、金的を押さえて倒れこむ
哀れな男共が転がっているのだ~~って、展開かしら」
「あはは・・・、そうですね。私、金的蹴りの練習をしとかないと、いけない
んでしょうか・・・・」
「そこで、練習台になるのは、大山さん?桐嶋さん?それとも、高校生の
ボーイフレンド?」
「わ~~。それは結構ハードなボーイフレンドたちの使命であるな~」
「そんなこと、私、できません!」
その時、台所の電子レンジが“チーン”とチャイムを鳴らした。
「おっ。待ってたぞ。グラタン、出来上がりのはず」
茜が、さっと台所に立ってくれた。
(つづく)
台風の後の今日は以外としのぎ安い1日でした。若いお姉さんにはドキッ!とするのは男の性でしょうね。
誕生日の今日、段々とお年寄りの仲間入りして行く気分です。悲しい!若い頃の…時代にタイムスリップしたい…出水は週末に恒例の八坂のお祭りですねぇ。
随分と踊り見に行って無いかな?花火も見て無いかな?
仕事に随筆にと多忙でしょうが体調管理にお気を付けて下さい
投稿: 匿名希望 | 2011年7月20日 (水) 23:08
匿名希望さま
お誕生日、おめでとうございます。
まちBBSに、果敢に“鹿児島県内のATM情報”を書き込みされていらっしゃる姿を
拝見して、“新しモノ好きの、若い方”と勝手に想像しておったのですが、「八坂のお祭り」
と書かれたところで、なんとなく御年齢が・・・・・。
(今は「鶴翔祭」と称するのが、正解?)
たまには、お祭りの雑踏の中に出かけられてみたら、いかがでしょうか?
それもまた、立派な“アンチ・エイジング”?
失礼いたしました・・・m(__)m
投稿: 鈴木五郎 | 2011年7月21日 (木) 11:36