第十二章「合コンは、決戦?」21
夜起きてみると、北風ピュ~~で、かなり冷え込んで参りました。
日中散髪に行った頭が、薄ら寒い・・・・。
ねぐらに戻ってくると、ここ数日はもっぱら「求人」「バイト」サイト
を、せっせか見る時間が多く・・・・。
やっぱり相手先に電話して、
「そちらの出身なのだけれど、現在鹿児島在住。そちらへ戻ることを決心
して、現在求職中。面接日時を指定してくだされば、お伺いします云々・・・」
という事情を、簡潔に説明できなければならないのか・・・・。
実は、自分、かなり電話って、苦手なのだよな・・・・。
で、ねぐらの電話は、ご覧のとおり。
さ~~て。出勤前の元気づけ。
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第十二章「合コンは、決戦?」21
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
「見てお解かりのとおり、これで“動く的”を作れるのじゃ。むっちゃんは、
小さい頃から、弓はもちろん、手裏剣、吹き矢で、慣れ親しんできた機械じゃの。
じゃから、この競技は女子衆に制限をつけさせてもらう。むっちゃんは、後の
座興で、得意技を存分に披露してもらうとして、この競技には、参加禁止じゃ」
周囲が、ざわめく。睦が参加禁止となれば、女性陣が圧倒的に不利ではないだ
ろうか・・・、そんな心配の空気だ。
「な~~に。そこにおられる、むっちゃんの先輩、小雪さんが弓道をされて
きたそうじゃ。なかなか手強いじゃろ」
じいさんが、小雪を皆に紹介する。さすがの小雪も、ちょっと照れたように、
礼をする。
「・・・あの・・・、この格好で弓を引くなんて、サマになっていませんが・・」
ブラトップにランニングパンツ姿。たしかに、滅多に見れる姿ではない。
「よいよい。ギリシャ神話に出てくるような女神さまを、わしは連想するぞ」
じいさんの、ナイス・フォローだ。
(つづく)
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