『俺のコンビニ』『俺たちのコンビニ』
出勤の道すがら。足を止めて。
そっか~。(出水の)昭和町公園の藤棚も、見頃なのかな~
と思うわけで。
という一方で、今の都会(笑)暮しを堪能している我もあり。
それは「読書」。
出勤途上に、さっと本屋に立ち寄って、選ぶ、買う、カバンに入れる、
電車内で早くも開く・・・・で、猛烈なスピードで消費中。
“都会暮らしは、少々給料が高い分、余計なことにお金を使ってしまう”
パターンを、忠実に踏襲していたりする・・・・。
で、『ビブリア古書堂の事件簿』のおかげで、抵抗感がなくなり・・・
次々と手を出しているのが“メディアワークス文庫”。
新星堂柏店では、「ケータイ小説」というジャンルにされており、オジサン
としては「えっ!、ケータイ小説?」。
たぶん、すべてが“携帯電話の画面を媒体として書かれた”作品というわけで
はなく、携帯電話を使いこなす若い世代を読者ターゲットとした作品群という意味
なのでしょう。
で、舞台がコンビニとあれば、読まざる得ません!で、一気に拝読。
う~~~~ん。
フィクションとして、楽しみながら読む。しかも、中高生くらいから20代までの
若い読者層をターゲットとした作品として、読むと納得。
映画作品の批評として、「リアリティ(現実感)がない」と書いてしまうのは、
野暮の骨頂であると同様、コンンビニ店員歴12年のオジサンが、長々とここで語って
しまうのも、ヤボ。
なんたって、生まれ育った石川県鳳島(とりしま・輪島市がモデル?)市でコンビニ
を開業する主人公が、大学を卒業したての青年。
大学生時代、コンビニでバイトをし続け、卒業後もバイト先に“就職”するつもりだった
が・・・そこのオーナーが過労で倒れてしまったことがきっかけとなり・・・・。
リクルート・スーツを着て、大企業に勤めるサラリーマンを目指すだけが、生き方じゃない!よ。
うん。
それでも、オジサンの繰り言。
とってもありがちな場面。“主人公、過労で倒れる”。
いや、だからね。
決して、「過労で、倒れた自分」なり「過労で、倒れそうな自分」にうっとり自己陶酔
しては、イケマセン。
(いや。主人公が自己陶酔しているわけでありません。念のため)
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