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2012年4月30日 (月)

『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』

作家・辻村深月(つじむらみづき)氏といえば、本屋ではその著作、
数多く見かけます。そして、決して“ライトノベル”や“ケータイ小説”
というジャンルではなく、直木賞候補にもなる“正統派(?)”小説家。

 そんな氏の作品を初めて、手にしてみました。
 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』。
1204202s

 以前、どこかのブログで、
 “地方で暮らす女性の・・・・”というコメントを見た記憶があり。
 紀伊国屋書店流山おおたかの森店にて、文庫本として発売されているの
を、発見して。

 一気に読みました。
 ・・・・・・・・・・
 といっても、面白くて止められず・・・・ではなく、
 早く読み終わって、重苦しい雰囲気から逃れたい!!・・・・・
                    という、強迫観念のなせる業。

 う~~ん、私、読むならやっぱり“軽快な作品”がいいです。

 で。山梨県甲州市という実在する町が舞台で、南九州と比べれば、そんな
田舎じゃないだろう~!・・・・・・
 と思うのですが、
 “地元に残った若い女性の就職先といえば、手取り10万円そこそこ、一年
契約の派遣社員が、関の山”
 “実家を出ようと思ったら、なにはともあれ「結婚」。勢い、結婚年齢
は早い”

 書きづらいことですが、全国どこも同じかい・・・?

 そして、さらに書きづらいことなのですが、女性の醜さ、と言って
しまってヨイノカ・・・・・。

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