『悪の教典』観ました
休日は、9時開場とのこと。ショッピングセンター自体は、まだ開店前。指定のエレベーター
前は、閑散。あれ、日曜日といえども、朝イチって空いているのかな~と思いつつ。
シネコンのある3階にたどり着いてみれば。あれれれ・・・・。の
大盛況。
う~~~ん。首都圏でも、“休日はマイカーで”という方が多数派なんでしょうかね?
さてさて。観た映画は『悪の教典』。
・「悪の教典」 公式サイト
なんで『のぼうの城』ではなくて・・・
「女子高生を殺すヤツは、オジサン、許さんっ!!!」
という正義心からです。ハイ(笑ってくださいね)
とにかく長い原作を、2時間ばかり映像にまとめるのですから、“日常に潜む、悪意・殺意”
といった描写は、どうしても端折られるのは承知の上ですから、映像として見るべきは、やっぱり
クラス全員殺戮のシーン。
私は、そこに“殺されていくいく側”の生徒たちの“悔しさ”とか“無念さ”を見たいな~
と思いつつ鑑賞。
(例えば交通事故のニュース。「死者○名」とあっさり読み上げられ、その亡くなられた方の
それぞれのキャラクターに思いをはせるのは、事実上無理だと思うのですが、
でも、“その他大勢”にも、それぞれのかけがえのないキャラクターがあるわけですよね)
そういう見方でみると、原作とはちょっと違う、アーチェリー部の男の子とその彼女
(告る、直前だったという設定ですが)のシーン。活字で読むのとは異なる、映像としての
魅せ方として、とても優れていたと思います。
殺人鬼“ハスミン”への憎悪、メラメラ~~!。
一方で、逃げ場を失った女子高生を、順番に一人ずつ殺害していくシーン。
ホントウに、見るのが苦痛になりました・・・・・。
このような残酷な場面の描写が“売り”の作品を絶賛することは躊躇せざる得ませんが、
でも、「“ハスミン”って、自分の心にも、潜んでいるかもしれな」と思える人には、
お奨めします。
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