『草原の椅子』
マミーマートでも「鹿児島産新じゃがいも」が入荷。
で、嬉しくてカレーライスを。
さて、『草原の椅子』(公式サイト)。
吉瀬美智子演じる貴志子のキャラが、
和服が似合う“大人の女性”である一方、佐藤浩市演じる主人公・遠間(50歳)より
ひとまわり以上お若く。
陶芸店を営み、経済的に自立した女性。だけれでも、“水商売”ではない。
って、婚活中の中年オジサンの妄想120%満タンじゃ、あ~りませんか・・・。
でも、その貴志子がフンザ地方で密造酒を調達する役目だったので、存在、許シマス。
(現実、イスラム教国であるパキスタンで、女性がショールで髪を隠さずに外出する・・・・
というのは、ご法度ですよね?)
密造酒をはじめ、ひんぱんにあるのが、飲酒シーン。
佐藤浩市演じるハードボイルド・サラリーマンが、“家呑み”をするとき、まず冷蔵庫
から取り出すのが、缶チューハイというのは、ご愛嬌?
肩書き「営業局次長」なぞというエリート・サラリーマンの世界には、私とんとご縁は
ありませんが、愛飲家として、ぐっと身近に思いつつ、拝見。
「これまで、どう生きてこればよかったのか」
「これから、どう生きていくのか」
ある年齢になって身としては、そんな“青臭い”こと考えないようにしているわけ
ですが、でも、考えたくなる時もありますよね・・・・・。
生き方を考えるために旅に出ます・・・なんて、ある意味“ベタ過ぎる”ストーリー
ではあるのですが、うんうん、わが心の琴線に触れる一本でした。
『横道世之助』に続いて、『草原の椅子』を観ることが出来たこと、
自分にとっては、ラッキーでした。
・・・・・だからといって、「旅」に出れるわけでなし・・・・・ではありますが。
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