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2013年12月 9日 (月)

『終着駅はこうなっている』(谷崎竜著)

 くま川鉄道の終着駅・湯前駅

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 近頃、“交通新聞社新書”ばかり読んでおりますが。

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 ホント、時刻表と「青春18きっぷ」を購入したくなりました。

  ・・・・・・と、少し思ったのですが、丸一日鈍行列車に乗り続ける根性は・・・・・・

 アリマセン・・・・・。それじゃあ、新幹線&特急列車を、バンバン利用したら?、

                         

                                    お金が・・・・・。

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   くま川鉄道・湯前駅が無いから、ペケ!

 ダメ!!熊本の第三セクター鉄道・くま川鉄道の終着駅、湯前駅 が紹介されておらん!、それだけで、☆ひとつ減。  ・・・と、少しでも鉄道ファンの要素をお持ちの方なら、ひいきの 「終着駅」って、お持ちではないでしょうか。本書を手にされて、 「うん、うん」と納得されるか、「え~っ!」とブーイングされる か・・・、あなたはどっち?。  他の方も指摘されておりますが、西日本へと進んで行くにつれ、 文章が淡泊になっているの点も、“西日本びいき”としては、大 ブーイング!!ではあります。しかし、東日本編での、同乗した 他のお客さんの声も取り上げた丁寧な文章と写真の組み合わせは、 秀逸です。もう数十年、「鉄道旅行」とは縁のない生活でしたが、 久しぶりに時刻表を購入したくなりました。

 蛇足を、ひとつ。  かつて、九州新幹線開業と同時に開業した、肥薩おれんじ鉄道 の社長に就任された方の講演を聴いたことがあります。その中で 「駅というのは、変わらないものである。だから、まちづくりの 起点(基点)になり得る」とお話しされていたのを、思い出しま した。  ところが、本書の「あとがき」では、 >風景というのは常に変わっていくものであるが、駅周辺の風景 >は、その変化のスピードが特に速いように思う。駅舎も車両も >新しくなり、ロータリーは整備され、駅前には新しいビルが建つ。  と。  「鉄道」あるいは「駅」という社会インフラを、どのように 活かすのか?、そんな問題提起を感じました。

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