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2014年8月 1日 (金)

「地域再生の罠」(久繁哲之介著)

 「きみの、お名前は?」

1408012s  

 う~~ん、子犬のようにも、老いたるワンちゃんのようにも・・・・見えます・・・・。

 さて、“まちづくり本”なんぞ、

   何冊も読んで、したり顔してるヤツは、〇〇!!と思いつつ・・・・、

 買ってしまった・・・・・。

1408015s  ・『地域再生の罠ーなぜ市民と地方は豊かになれないのか?』

                             (久繁哲之介著 ちくま新書)

 「なぜ豊かになれないのか?」って??。

 そりゃあ、豊かな生活を送れるだけの収入を伴う“良質な”職業の、 

                                      圧倒的な不足でしょ。

  それに言及しないで(出来ないで)、「公益」やら「ボランティア」なぞとキーワードを、

もて遊んでもな~~~・・・・・・・・、ねえ?。

 今は、「地域おこし協力隊」でしたっけ?、公的費用で月給を支給しつつ、“地域おこし”

という公的活動に取り組んでもらう・・・という制度があるようですから、

 その必要性は、十分認識されているのでしょうね。

(自分が若かったら、間違いなく、勇躍「地域おこし協力隊」に応募していたクチ、です)

 

 ひとつ、「地域再生プランナー」というご職業の方も、

  “食っていくのは、大変なのね~~”と、ご同情させて頂いたこと。

 2010年7月発行の『地域再生の罠』では、

『・・・・・

  よく知られているように、鹿児島市は今でも、県庁所在都市のなかで「賑わっている」

数少ない都市だ。賑わう要因は、第1章から第3章で言及した罠をうまく回避している

からだと思う。すなわち、

 ①大型商業施設への依存が低く、大都市への憧れも弱い。

 ②地域愛が高く、他都市の模倣を好まない。

 ③市民は交流目的での飲食店利用が多く、それが飲食店の利益と街の賑わいに

繋がる。                                    ・・・・・・・・』

  なぞと分析してくださっているのですが、

 2013年8月発行の『商店街再生の罠』では、

『・・・・・・

  人口60万人強の鹿児島県鹿児島市にある天文館は、かつて鹿児島県で最も

賑わっていた商店街ですが、今ではパチンコ店に席巻されて、すっかり変わり果てた

姿を見せています。                             ・・・・・・・・・・』

  と書かざる得ない、“変化の流れ”の速さ。   

   いやいや、その濁流のごとき、変化の速さの中でも、人は活きていきます。  

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