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2014年11月 3日 (月)

『ふしぎな岬の物語』

 「久しぶりに、映画を観たい」

 という彼女(とお母様)にお付き合いして、久しぶりに映画鑑賞。

 ・映画『ふしぎな岬の物語』

 http://www.misaki-cafe.jp/index.html

349294_001  以前は、休日のたびに映画を観るのを楽しみにしていたのですが・・・・。

  「けっ、あんな吹きさらしの岬に、あんなボロい建物があったら、台風ですぐペチャンコ

じゃん!」

 (いや、モデルとなった喫茶店は、本当に撮影地に実在して、幾たびも台風の被害に

遭っているそうです。・・・・・・お見それしました・・・)

  などなど。“フィクション臭さ”が、どうにもこうにも・・・・。

   ああ、自分、映画は“卒業”したかな・・・・・と思いつつ見ていたのですが、

  吉永小百合演じる主人公の自殺未遂シーンで、涙ボロボロ。

   いや、あのシーンは自殺未遂ではない、と解説してくださる人の方が多いと思いますが。

  なにげない“日常”を喪失する寂しさ、そして、老人の心の空虚感・・・・・・。

  「死」を前にして、わが両親は何を思っていたのか・・・・・、

                    なぞと考えてしまい、涙腺ボロボロ・・・。

   両親の葬式の時には、あまり涙が出なかった身なのですが、

     ここで泣けた、という意味で、この作品に感謝しなければなりません。

       今日は、親父の月命日。もう半年か・・・。

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