『「ご当地もの」と日本人』(田村秀著・祥伝社新書)
田村秀先生
人によっては、ああ総務省官僚上がりの“天下り”大学教授センセイかよ・・・・で、
オシマイかもしれませんが。
・暴走する地方自治(田村先生のブログ)
『自治体崩壊』の「参考文献」を拝見して、
ああ・・・、このセンセイ、『B級グルメが地方を救う』の著者でしたか・・・・・。
で、懲りずに、もう一冊。
イヤ。
そりゃあ!、「ご当地グルメ」ブーム到来!となれば、「そんなのあった?」という
“ご当地グルメ”が開発され・・・・・。
やれっ!、今度は「ゆるキャラ」ブームだ!となれば、ワケワカラナイ“ゆるキャラ”が
氾濫し・・・・・・。
その安直さを批判するのは、とっても簡単ですが、でも、「ご当地」ものを掲げて
“お国自慢”という行動は、日本人にしっくり来るものです。ハイ。
いやいや、なによりも。
私は、田村先生の感性が好きだな・・・と、思った一節。
「おわりに」より。
『・・・・・・・・・・・・
新潟で暮らすようになって、一番の宝だと思ったのは食べ物でもお酒でも
ありません、それは新潟市内から楽しめる展望なのです。』
「展望」=「景観」に心動かされる、その感性を、私は支持します。
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