地域版SRI(社会的責任投資)
昨夜は、夜勤パターンでは週1回のお休み日。いや~、昏昏と眠れました。もっと寝たい・・・。また、真夜中近くまで、一眠りの予定です。 とはいえ、「仕事」だけで、こんなに消耗してしまう生活パターンも、考えものでありますね。宝島に住んでいた頃、朝8時から午後5時まで、日給6500円、という不定期な日給仕事がありました。日給の割には、体力消耗しまっせ~、とはいえ、頑張らねば、現金収入がない・・・・・。そんな軟弱な自分を横目に、島のおっちゃん・おばさんは、朝畑仕事をこなし、夕方からは牛の世話・・・・という感じ。ホント、タフでありました。自分、なかなかそんな領域に達しません・・・・(というか、達しようなんて思わない方が、正しいカナ)。
チャンチャカチャ~ン♪、昨日銀行で引替えさせて頂いた「南極地域観測50周年記念」500円硬貨です。小さい頃、西堀栄三郎著「南極越冬記」(岩波新書・今は絶版?)を読んだ記憶があります。また、2代目南極観測船「ふじ」を、見学に行ったことがあります(意外に、小さかった)。
今の若い世代の方にとって、「南極」とは、ワクワクする未知の領域でありや?
さて、昏昏と寝て、少し気力が回復したところで、少しはこのブログらしいことを書いておかねば・・・・。
先日読んだ、講演録「地域経済再生に向けての『コミュニティ・バンク』の役割~リレーションシップ・バンキングの原点を考える」(⇒こちらPDFです)の最後に、次のような話が紹介されています。(引用させて頂きます)
『・・・次はミネソタ州北部のダルースという町のコミュニティ銀行のお話です。 この町は前のミルウォーキーと負けず劣らずの衰退ぶりで、そこで起死回生策として、この町のパークステート銀行が打ち出したプランが、『パークステート銀行特定投資ファンド』です。このファンドの性格は単なる定期預金なのですが、預金者であるファンドの拠出者には名前を公表することに同意してもらう、つまり地域のこういう人たちが手を挙げたということを地域に対してアナウンスします。そのファンドからの貸出は、銀行による普通の貸出なのですが、ただし、「特定投資ファンドからの貸出です」ということをまたアナウンスします。拠出者の人々に加え地域の一般の人たちにも教えます。つまり、地域ぐるみで誰が出して誰が借りたかを分かる仕組みにして、コミュニティによる規律を働かせるわけです。…』 (引用ここまで)
想像するに、アメリカの“田舎”の町の、「コミュニティ」って、ある意味、日本以上の地方都市以上に“閉鎖的”であるのかな~~と。それを大きく差し引いても、日本の“地域に根ざした”金融機関でも、実現できないものでありましょうか・・・。
投資信託商品では、「○○SRIファンド」と称して、“社会的責任”は果たしている企業の株式でポートフォリオを組んだり、「△△応援ファンド」として、地元地域の(に進出している)企業を投資先に選ぶ商品が増えているように思います。
どうせ「投資」するなら、できれば高収益を期待したいのはもちろんですが、“社会的に”意味のある「投資」もしたいな~というのが、人の心ではないでしょうか?
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