「南銀が全国初」
“祈った”結果・・・・・・、カシオ計算機の株(6952)、終値1,669円・前日比-33円(1.93%)・・・・・・・・・・・。イエ!、関東つくば銀行の株(8338)が久しぶりに小幅ながら上昇で、今日はハッピーなのさ!。
さて、本題です。本日14日付南日本新聞の一面を飾るは、『「ごみ」担保に融資 南銀が全国初 日置の事業者に』という見出し。最初の部分を、少し長いのですが、引用させて頂きます。
(引用ここから)
「 南日本銀行(鹿児島市、森俊英頭取)は十三日、在庫や売掛債権を担保とする手法で、廃棄物リサイクル業の丸山喜之助商店(日置市、丸山博幹社長)に融資枠を設定したことを明らかにした。担保の一つは同社が粗大ごみやリサイクルごみとして集める廃棄物で、南銀によると全国初の取り組みとみられる。 動産・債券等担保融資(ABL)と呼ばれる手法。これまで主流だった不動産や保証人に過度に頼らず、事業サイクルに価値を認める融資方法として注目を集めている。・・・・・・・」(引用ここまで)
すごいぞ!南銀。“大”(笑)株主としては、大慌てで、「“ABL”とは、なんぞや?」で、検索・・・・。
・ABL研究会の報告書・テキスト公表(経済産業省のサイト内)
・「野菜」を担保としたアセット・ベースト・レンディング(ABL)の取組み~商工中金と北洋銀行が協調融資枠設定:国内初の取組み~(商工中金のサイト内)
急いで斜め読み・・・・・・。『「ごみ」担保に融資』という見出しは、あくまで、まあどこぞのスポーツ新聞的見出し。ある人が、せっせか集めに集めた空き缶の山を担保に、融資してくれい~と言っても、それは無理な話。あくまで、その「ごみ」を有価物に処理する設備、ノウハウ、販路が完備されていると認定された上での、「ごみ」にも担保価値あり、という判断では?
確かに、市町村のゴミ収集ルールもどんどん細かくなり、これからの日本においては、廃棄物リサイクル事業が、数少ない成長産業のひとつでしょうからね。(その最終処分場の問題が、ネックだとしても・・・)
さ・・・・・・・・・・て、脱線して妄想を飛躍・・・・・。
たとえば、長年都市部との交流事業を独自に進めてきた山間の集落があったとします。毎年定期的に来訪者があり、そこの棚田で作られるお米は独自のルートで販売されていました・・・・。その集落で、新たに事業を起こそうと、銀行へ融資を依頼しました。「棚田(が作る景観?)」にも、担保が設定されました・・・・・・。
あっ、いや~~、「棚田」では、モロ“不動産”でありますね・・・・・。
イヤ、それでは、たとえば有名観光地の「景観」に担保を設定というのは・・・?????
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