「理系離れ」について
ふぁ~~~、昨晩は、久しぶりの「休み」!でありました。一眠りごとに体力が回復してくるのを実感・・・・。欲を言えば、もう一晩・・・・。
で、最近の日課(?)となってしまったこと?・・・。勤め先であるコンビニから、トコトコ歩いて、出水駅のキオスクへ「日本経済新聞」を買いに行きます・・・・(う~ん、コンビニでも日経を売ればいい?)。西口から東口へ渡る自由通路からの紫尾連山。ちょっとの高さの違いですが、ちょっと新鮮な眺めです。
昨日は「日銀支店長会議」の記事、今日は「中国共産党大会」の記事を読んでみたく、ついつい140円の出費。(ちなみに、中国共産党大会については、「Espresso Diary@信州松本」からのご教示大です) ワクワクしながら、帰り道“歩き読み”までしてしまったのですが、お目当ては意外にあっさりとした記事でした・・・・・。
代わって、本日17日付日経において、私が目を留めてしまった一文。一面に「成長を考える」という長期連載コラムがあるのですが、その文中、(引用させて頂きます。記事中では、もちろん「T」ではありません)
『・・・・・・こんな話もある。
T大工学部で長らく花形だった電気系3学科への進学希望者が減り、三年連続で定員割れした。学生の有力就職先だった大手電機メーカーが時代遅れの総花経営に固執し、じり貧を続けているのが背景の一つだ。教授の原島博(62)は「若者が夢を感じなくなっている」と話す。そっぽを向くのは株主だけではない。・・・・・・・』(引用ここまで)
首都・Tですから、略せば「T大学」となる大学はゴチャマンとあるわけですが、ここは皆様が思い浮かべる「T大学」です。
(身内自慢を読まされるのが、不愉快な方は、どうぞ以後は読まないでくださいナ)
わがオヤジの優秀な(?)頭脳を引き継いだ兄(性格は、自分の方が、かなり近いと思いますが)は、その記事中の「T大学工学部電気系学科」卒。
余計なことは承知で解説させていますが、T大学の入試は、理系であれば「理科1類・2類・3類」と大まかな分類で出願を受付ます。専門課程に進む3年進学時に、学部学科を選ぶシステム。決して、あのT大学ですら、定員割れか~~!という事態ではないこと、誤解なきよう・・・・。
そのT大学の工学部の学科構成。http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/(リンクなんてしてしまうと、「T」を使う意味がないのですが、そこは不出来な弟のイジケ心ということで・・)
ふ~~ん、今なら「社会基盤学科」とか「システム創成学科」とかで、社会学の分野であるマーケティング技術を取り入れた“金融工学”を学びました!という若者が、メガバンクの幹部候補生として採用されているのかな・・・・・。イヤイヤ、それなら最初から経済学部に進学したヤツが結局有利なのかな・・・・・というのが、T大学における「理系離れ」?
その兄が、紡績会社からの脱却を図るA化成(ホームページはこちら)に入社し、順調に出世していたらしいが、なにを思ったか、アメリカの会社へ転職・・(これは、以前書きましたよね)。先日、オヤジに対して「もう、日本には帰ってこれない」宣言をしたとか。
(それなら日本で起業して、会社の経営者になればいいじゃないか?という考えもありますが、それもひとつの“理系軽視”の考えと思います)
子供の頃、オヤジの職場である、T波大学によく連れて行ってもらいました。「オレは、エレベーターを使わない主義なんだ」というオヤジにくっついて、階段をゼエゼエ言いながら昇りましたっけ。・・・・・今の出水暮らしからは、想像も出来ない世界があったんだな~~と、思い返します。
国全体の借金は、軽く1千兆円を超えるとか。「国立大学」も、“独立行政法人”になったとか。自分なぞも、日々の日銭稼ぎに追われ、キレイゴトばかり書いていられませんが、
「人たるもの、智(学問)への欲求を、喪ってはならない!」
上手く結論に持っていけられなかった・・・・・で、
この“紋切り”型文章が、ひとつ理系の方の特徴かな~~とも、思えます・・・・。
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