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2007年12月22日 (土)

「公的債務共同管理機構」

071222pkais 夜来の雨は上がって。今日22日が、冬至なのだそうですね。暖かくなって、とりあえず一息。で、さ~~て、この連休は、コンビニも“クリスマス商戦”であると。

 さて、本題です。TSUTAYAで「地域主権型道州制」(江口克彦著・PHP新書:税込749円)が目に入ったので、パラパラ・・・・。一節『「公的債務共同管理機構」を創設』が目にはいったので、迷いつつ購入(決して、全部スラスラ読めるほどの・・)。

 『・・・・・・・

 そこで『地域主権型道州制』を国のかたちとして採用するときに、同時に「公的債務共同管理機構」を創設するのである。この機構に国と地方の長期債務をすべて移管するとともに、機構が地方公社等の不良資産を買い取ることにする。移管された長期債務の元本の償還については、景気がよくなるまでは当分の間凍結し、「公的債務共同管理機構」に対しては、国と道州がそれぞれの財政力に応じて、合同でとりあえず利払いをおこなっていくのである。いわば、公的債務を一定期間「塩漬け」にするのである。そして、道州は、財政的に実力がつき、余力が出てきたときに、元金の返済にも着手すればよい。

 こうすれば、国も地域も、新たな公債を発行しないかぎり、過去の債務については利払いだけを行えばよいことになり、財政的な重荷が軽減され、新たな政策展開が可能になっていく。また、一度こうしたかたちで「清算」し、ゼロから再スタートすることによって、国や地域が新たな事業に対して公債を発行する場合、その受益と負担の関係が明確になるために、より慎重かつ適切な判断が可能になってくる。

                                          ・・・・・・・・・・・・・・・・』

  金融にお詳しい方のブログを拝見しても、結局は、国・地方の長期債務は、いかに上手く「塩漬け」にするか、が解決法であるようですね。はたして「景気がよくなる・・・」かは、ともかく・・・。

 薩摩藩の財政を立て直した、といわれる調所広郷がとった施策、商人に250年返済を約束させた、という手法も、一種の「塩漬け」策ですよね。昔も今も、最後の手段は変わらず?

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コメント

 「公的債務共同管理機構」、なんかサブプライムみたいに実態が見えなくなりそう。所詮、次の世代の奴等に解決させよう、、、という話。オゾン層も自分が生きている間だけあればいいよ、みたいな、そんな感じにとれないですか?
 三セクの実態なんて、ほとんどの方は分かってないんでしょうね。
 日本に戦争でも起これば「チャラ」なのでしょうか?ってことは金ののべ棒でも買ってた方が良いのかもしれません。

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