Annual Budget(年間予算書)
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ねぐらに帰ってきたのは、午前2時。今朝は、勤め先への“顔
出し”をサボらせて頂いて、ぐ~~すか。結構快適に目が覚める
ことが出来ました。
さ、そこで、なにをしたかというと、
ハイ!気分は、まるっきり高校生・・・・。
「英文読解」のお勉強。ZARDの曲を聴きながら、辞書をチビチ
ビ・・・。うん、悪くないデス・・・?
教材は、"Town of Apple Valley"の
2007-2008Budget(⇒こちらのページから)
(アメリカでは「年度」初めが、6月1日のようです)
で、全217ページの予算書が、ドカ~ンとアップされております。
その前に"Town of Apple Valley"のProfileですが、
"The Town has 78 square miles in its incorporated boundaries,
and a sphere of influence encompassing 200 square miles."
(町の範囲は78平方マイル(125平方キロ)であり、その“影響”範囲
は200平方キロ(320平方キロ)である)
ちなみに、出水市は330平方キロ。
人口は、71,895人。出水市、約57,000人。
(以降、1ドル=105円として、計算しております)
2007-2008年度の予算は、
・General Fund(一般会計)
・Street Maintenance Fund(道路補修会計)
・Local Transportation Fund(地方交通会計)
・Capital Improvement/Measure ⅠFund
(土地区画整理?会計)
・Waste Management Fund(廃棄物処理会計)
・Wastewater Enterprise(下水道事業会計)
・General Government Facilities
(市役所設備?)
・Park & Recreation/Grant Funds
(公園・余暇奨励?会計)
・Economic & Community Development/Redevelopmant Agency/CDBG
(経済・地域開発/再開発代理店?)
の9部門に大きく分けられており、
総額で歳入114,588,103ドル(120億3,180万円)
歳出117,416,275ドル(123億2,870万円)
って、オイオイ、歳入と歳出の額が違ってまっせ~~
ちなみに、出水市の平成18年度決算によれば、
一般会計だけで247億44百万円。
さらに"General Fund"の歳出の49%を“Public Safety/Sheriff”
(公共の安全/保安官)が占めております。
さっと見ただけで、「水道」「学校」「福祉」はどうなっているのさ?
でありますよね。一方で"Animal Shelter"(アニマル・シェルター)事業
があるのは、“お国柄”でありましょうか。
「水道」「学校」「福祉」、さらには「消防(Fire)」は、じゃあどこの
管轄なのさ?というと、「州(State)」なり「郡(County)」が担っている
ということなのでしょうね・・・・(う~~~ん、興味を持ってしまうと、
泥沼にますますハマるでアリマス・・・・)。
日本の地方自治システムとしては、市町村という「基礎的自治体」が担う
べき業務は決められており、日本全国どこでも、ほぼ(?)同じ行政サービ
スを受ける権利が保証されています(近頃は、かなり危なっかしくなってい
るようですが)。
一方、アメリカでは、それが住民にとって必要なものであるから“地方
自治体”が存在し、自治体の業務内容も、住民が決定権を有しておるので
しょうね。
日本人である自分としては、アメリカって、やっぱりオッカネエところ
ダダ・・・。
とはいえ、地方自治体および中央政府が巨額な財政赤字に苦しむ現状、
「存在することが目的」と化してしまっている部分も、見なければならない
のではないでしょうか?
「よその国のことなんて」と言わずに、アメリカ的思想(思考)も、皆様
の頭の中に発することを、期待します。
以上!高校生気分は終わり!!!
とりあえず、“泥沼”から抜け出します・・・・。
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