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2008年10月19日 (日)

「金融危機」の次にくるもの・・

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0810191s   “北薩の天文館・川端通り。18日土曜日、午後9時過ぎ。
 まだまだ、これからが本番の時間帯?

 小林隆一先生のブログ
あきさせない、眠らせないぞ!!
 10/16付「鹿児島の真の魅力 ・番外編 街かど経済景況
 を書いてくださっております。

 一部引用させて頂きます。
『◆街行く人・夜の天文館 
 経営コンサルタントとして日本各地を回っている者の目から
鹿児島市の商業を見ると,1人当たり県民所得では全国42位
(227万2千円・2005年),最低賃金が下から2番目の
611円という経済面では低水準の県とはとても思えない。
 県都・鹿児島の街は,地方都市としては活気に満ちている。
特に繁華街・天文館の迷路状のアーケードの規模と,夜の賑
わいは,いつも通り。 

 まだまだ,鹿児島は落ち着いている。(それとも,にぶい
のか・・・・・)                   』

 “夜の街”というのは、不思議なエネルギーがある場所です
よね。こればっかりは、全国チェーンによる店舗展開とかとは
無縁(居酒屋チェーンはありますか)。また、当然“飲む”わ
けですから、郊外に駐車場完備の“ニュー歓楽街”が誕生~~
なぞという余地はないわけで、夜の天文館は相変わらずにぎやか
なのでしょうね。

 ただ、出水に住んでいる身として考えてみます。
 「飲みに行く」層というのは、地方都市においては、やっぱ
り官公庁・安定企業勤めの中高年サラリーマンの方々が主流な
のではないでしょうか。
 毎週、いや毎晩(?)飲みに行くのが楽しみ、とされる方の
絶対数は確実に減少している、とは思います。
(いかに「飲みに通わなきゃ」と思わせるかが、飲み屋さん側
の最大の手腕なのでしょうが)

 さてさて、今回の「金融危機」。
 ハイ、それがどうしたの?15日の年金支給日には、各種公共料
金の支払受付で、コンビニはテンテコ舞い・・・。普段と変わら
ない日常、カレンダーの流れ・・・・。(そうそう、今度の週末
は、鹿児島では「ねんりんピック」でしたっけ)

 ですが、専門家の方が警告を発せられています。

Hidetoshi Iwasaki's Blog
10/15付「いまそこにある危機

厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)
 10/11付「ひとつのたとえ話
(申し訳ありません。一部引用させていただきます)
『・・・・・・
 あるメディア関係者の方とも話していたのですが、今回の金融メ
ルトダウンによる不況と言うか経済のリセットは、戦争を伴ってい
ない分「いっそう辛い」かもしれません。つまりわれわれは高機能
の携帯電話や大画面TVや高級車やそういう豊かさの象徴や立派なビ
ルとか豊かな都市の風景に囲まれたままで貧乏になる。しかも多く
の人々にとっては知らないうちに、あっという間にそういう境遇に
落とし込まれるかもしれない。それに耐えなければならないので
す。戦争と言う他律的な破壊ならまだ悔しいけれど運命と思ってあ
きらめもつくしなんとなく理解もできる。そしてそれを受け入れて
お芋を口にできるという小さな喜びからスタートすることができ
る。しかし金融メルトダウンではいきなり自分の中でこれまでの生
活と新しい生活のギャップの折り合いをつけていかねばならないと
いうことです。

 ちょっと悲観的に書きすぎましたが、それほどの規模のことにな
る前に市場が冷静さを取り戻してくれることを祈ります。
 あくまで「祈り」。            ・・・・・・・』

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