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2009年12月10日 (木)

「オウルの奇跡」はなかった・・・?

 肥薩おれんじ鉄道、最終列車がゆっくりと通過。

0912101s

 今朝は、本格的な雨模様。でも、有難いことに、気温はやや高め。

0912102s

 人様の前に出る職業の者として、よろしくないのですが、咳のおかげで、
腹筋が筋肉痛・・・・。        ふっ

 さて、風邪なんかに負けてたまるか~っ!で、
「地域イノベーション戦略」を読み続けております。

 「企業誘致」とは言いますまい、「地域産業育成」?「地域産業再生」?
を考える方なら、一度は聞いたことのある地名。

・オウル(Oulu)(wikipedia)より。

 人口530万人ばかり小国家・フィンランド。その中で、寂れた町から、ハイテク
産業が集積するテクノポリス(?)へ変貌した過程、「オウルを見習え!」が合
言葉になっているとか(笑)。

 一度は読んでみたいと思っているのですが、
・オウルの奇跡―フィンランドのITクラスター地域の立役者達
                                                (amzonの紹介ページ)
 
  という本まであること、ご存知の方はご存知なはず。

 「地域イノベーション戦略」でも、そのオウルが紹介されており、興味深く
拝読。とはいえ、素人の私には、チンプンカンプンな部分も多いこと、ハイ、
きちんと明記しておきますデス。
 本書の中でも、オウルを“奇跡”の事例として紹介されているように思い
ましたが、・・・・・むむむ・・・・とりあえず、検索・・・・、

 素人の読んだだけの印象では、それを“奇跡”というよりも、
・フィンランド オウル大学滞在記 その1ブログ IT遠友夜学校)
 その中の一部分を引用させていただきます
『・・・・
 オウル市は産業クラスター形成の見本としてオウルモデルといわれるくらい経済
学者さんたちの間で有名で、地域経済再生のモデルケースとして取り扱われていま
す。実際に来て見るとオウル市というのはそういった地域おこしというよりは、国
策による重点投資が行われた地域のよう見えます。オウルでできたのだから、日本
の地方都市もできるはずというのが経済学者さんたちの論なのですが、本当にそう
なのかと思うことがあります。

オウル市の人口は12万人程度なのですが、オウル大学の学生数が約1万7千人なんと
人口の1割が学生です。さらにVTT(Technical Research Centre of Finland )という
国立研究所からNOKIAなど民間の研究開発拠点がある学術研究都市なのです。日本で
言えば、筑波や京阪名に近い環境です。筑波や京阪名が政策的に作られた地域であ
るように、ここオウルもどうもフィンランドの国策によって作られた都市なのでは
ないでしょうか。
・・・・・』

 とりあえず、鹿児島出水で「オウルでは、~~!」と知ったかぶりしてみるのは、
よしておきます、ハイ。

 とはいえ、検索は、まだまだ続く・・・。
suburban.
 オウル大学に留学された大学院生の方のブログ。「風邪ひき中なんだから、さっさ
と二度寝しよう」と思いつつ、しっかり拝読してしまいました。

 う~~ん、自分も、こういう学究生活を過ごしてみたかったな・・・・。

 う~~~ん、自分も、若いうちに、やっぱり海外へ行ってみるべきだったかな・・・・。

  うん、「勉強する」ことへの憧れ、「旅に出たい」渇望、

    これは、上手く、他の方へ伝えられたらな~~ と思います。
                         (と書いておきます。) 

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