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2010年2月 1日 (月)

【和訳に挑戦!】Economic Gardening(その4)

 ちなみに、1/23付で紹介させて頂いた数学の問題、わが兄は
解いた、とのこと。

                さすが!
 「『数学』なんて、日常の生活で役立ったことなんて、あるかい~!?」
 とうそぶいてみるのも、大いに結構なことですが、
 でも、現代社会。そんな“頭のよい人”を原動力として、変革し続けてい
る部分の方が多いのでしょうし、時には、平伏して“教えを請う”ことも
必要であると、肝に銘じておきたいと信じます。

 さて、TSUTAYA-onlineにて注文した本2冊、TSUTAYA出水店にて受取購入。

1002011s

 ・・・著者である、牧瀬稔先生、“その分野”では有名で、各地の自治体から
引っ張りだこの方であるよし。う~~~ん、とはいえ、えてして、ある専門分野
においては、絶大な知名度を誇る方の著作って、「一冊読めば、十分」・・・・
と思ってしまうのが、懐がサビシイ“庶民”の悲しさ・・・・デス。
(少青年時代、畑正憲・北杜夫・太宰治の文庫本をズラ~ッと並べた、のは何だ
ったのでしょうね?笑)
 牧瀬先生、“期待はずれ”を期待させていただきます!。

 さ~て、2月1日。気持ちを新たに!。

Economic Gardening

 をネタに。続きです。

『Early Learning
 (初期の段階)
 Small vs. Large Companies
 (小企業か?、大企業か?)
Almost immediately our thinking was challenged. As David Birch continued to
refine his pioneering work about the source of new jobs, it became clear that
only three to five percent of all companies were high growth and these were
creating the great majority of new jobs. Birch coined the term "gazelles" to
describe these nimble, fast growing companies, a term which has since come
into widespread usage. This small percentage number turned out to be true
for Littleton and seems to be generally true for most communities (company
towns being the obvious exception). At the time small businesses were the
sweethearts of the political world and indeed we had sold our own program
under that banner. However, data started coming in, which indicated that
it wasn't small business which were driving job creation but rather a few
fast growing businesses (small companies that would soon be large companies).
So we got out of the small vs. large debate. The real issue was about rate of
growth.
《ほとんどすぐに、我々の考えは難問にぶつかりました。デビット・バーチが、新規雇用
の開拓に努力し続けた結果、ごく一部の会社のみ3~5%におよぶ成長率を達成し、新た
な雇用も創出しました。バーチは、“ガゼル(縞馬)”という研究会を発足させ、このより
成長率の高い企業の実態把握に努めました。ごく一部の成長率の高い企業が、地域に雇用を
産み出すという真実は、リトルトンをはじめ、多くの自治体に当てはまることのようです
(ごく一部の「企業城下町」を除いて)。当時、中小企業といえば、市政と“癒着した”
関係にありました。我々は、その状況下で、このプログラム(エコノミック・ガーデニング)
を実行しようとしていました。しかし、データは入り始めました。雇用を創出しているのは、
雇用を牛耳る中小企業ではなく、ごく少数の成長企業でした(小企業から大企業へ、すぐに
成長する)。「小企業か?、大企業か?」ではありません。問題の本質は、成長率です。

 ・・・・・私の訳し方が、恣意的すぎるのかもシレマセン・・・・・。

 しかし、ここ鹿児島・出水でも、例えば日本共産党の市議さんは「大企業頼みではなく、
地元中小企業育成を」と主張されていらっしゃいます。が、その中身とは・・?

              

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コメント

こんばんは。はじめまして。
突然のコメント失礼いたしますm(・・)m

1月23日付の日記で掲載なさった問題はどこの大学の問題でしょうか?
出来ましたら年度と学部の一緒に教えていただけると有難いです。

よろしくお願いいたします。

 すーさん、コメント、ありがとうございます。こんにちは。

 え~~~、お教えましょうか、どうしましょうか・・・・・・一晩思案してみて。

 はい、お教えしましょう。

 2009年千葉大学全学部の2次試験で使われた数学の問題であるようです。

 出典は、こちらです。
 http://nyushi.yomiuri.co.jp/nyushi/honshi/09/

お返事ありがとうございます。

コメントさせていただいてからも数回考えてみたのですが、
数学力不足で解答に至らず途方にくれておりましたm(・・)m

解答の流れを確認してもう一度取り組んで見ます。

お手数おかけしました。

 すーさんって、ひょっとして現役の受験生の方でしょうか?

 ひょっとして、どっとして、自分が写し間違えていて、
 「こるらぁ~、解けない問題なんだよ~~っ!!!」
 とお叱りを頂くのかと、ビクビクしておりました・・・・。

 ご健闘をお祈りいたします。

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