第十一章「合コン、作戦会議」④
ふいと、いつもいつも見る風景も、たまには。
で、悩む時こそ、現実逃避が必要だ~~!!(笑)
「恋は五・七・五」を見直して、
そうそう、オレって、関めぐみサマも好きだよな~~で、購入した
のは「8月のクリスマス」、Amazonにて購入。
(正価6,000円~~!ナゼ・・・で、中古ですが)
いいぞ!!関めぐみサマ~っ!
山崎まさよし演じる写真館の若ダンナ(40チョイ前という年齢設定?)を、
「おじさん!」呼ばわりする傍若無人(?)キャラ。
いいいな~~。自分の身近にこんな若い女性が実在したら、恋をしてしまうな・・・。
(ストーリーは、若ダンナが不治の病。したがって、悲恋物語です。念のため)
さて、悩んでいる時こそ、書き続けたい・・・・。
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第十一章「合コン、作戦会議」④
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
「さて・・・・。新納さん、睦ちゃんが呪われちゃったって、ご存知ですか?」
ろうそくの灯りに目が慣れてきた頃を見計らって、小雪が口を開いた。
「おお。“呪いの美少女”とお友達になったようじゃの。わしも、ちらと見か
けたが、確かになかなかの美少女じゃった・・・」
「ところがですよ~、今日の昼間に、その母親が支店にやってきたんですよね?、
睦ちゃん」
眠たそうな息子をあやしながら、茜が言い添える。
「ほ~~。それで、うちの娘とは付き合うな、とでも言ったんじゃろうか?」
「・・・それが・・・・、勝手に付き合ってみろ、って。・・・ただし、どんな
『お報せ』があっても、知らないわよ、って」
睦自身が、三人に向って言った。
「その『お報せ』というのが、呪い、というわけか・・・」
「あの・・・・。私、決して、その子、祝子ちゃんって言うんですけど・・、
宗教を辞めさせてみせるとか、そんなことは考えてません。・・・でも、悩むって
いうのは、とっても大事なことだな~って、思うんです。祝子ちゃんが悩むことの、
お手伝いを出来ればな~~ぐらいに思っています」
睦は、自分の気持を言い表した。
「ほ~~。そりゃあ、意外。むっちゃんは、さっと即決、『私、新納流試心館を
引き継ぎます!』って、言ってくれたように思ったがの・・・・」
「もうっ!。それは、じいさんの口車に、うまく乗せられちゃったからなの!」
「ところで、睦ちゃん。その祝子ちゃんが、睦ちゃんに会って話をしてみようと
思ったのって?・・・」
「はい。祝子ちゃんの家の前で、お母さんと喧嘩している男の人を倒して押さえつ
けて、喧嘩を止めさせたんです。その御礼がてら、うちの本屋に来てくれたんです」
「そっか・・・・。祝子ちゃんは、強い!睦ちゃんに一目惚れしちゃったわけなん
だ・・・」
「そんな~~、私が強い、だなんて・・・。たまたまタダモトと一緒だったから、
なんとかなったんですよ・・・・・」
じっと人間四人の会話に聞き耳を立てているタダモトに、睦は視線を逃した。
(つづく)
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