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2011年11月30日 (水)

第十二章「合コンは、決戦?」⑮

 午前4時前、ねぐらへ急ぐ途中。
 ふいと西の空の低い位置に、赤い星発見!。
 ついついデジカメのバッテリーを気にしつつ、橋の欄干に置いて、
そ~っと。

 1111301s
 実はとっても珍しい星~?
 と期待して、あれこれ調べたのですが、どうやら「木星」でOK?
(星空関係では、いつも御世話になっています。
           ・つるちゃんのプラネタリウム

 さ~て、ふと指折り数えてみました。
 自分のこれまでを・・・・。
 ・アメリカに2年
 ・横須賀に9年
 ・我孫子に8年
 ・青ヶ島に2年
 ・宝島に3年
 ・大船(鎌倉市)に2年
 ・それ以降、ず~~っと出水・・・・・で、もう15年?

 はひ~~。都会なんかへ行ったら、一発でストレスにやられそう・・・。

 やっぱり、今日も気分転換に。
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     第十二章「合コンは、決戦?」⑮
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 「まずは、お互い握手じゃ」
 じいさんが、促す。
 「よろしく~っ」
 桐嶋が差し出した右手を、茜はやおら両手で握り締めた。そして、語尾に
ハートマークがくっついていそうな、魅惑的な声色でささやく。
 お堅いはずの地元信金勤めのOL、しかも二児の子を持つ人妻に、こんなこ
とをされるとは、桐嶋は思ってもいなかったようだ。たちまち顔が赤くなった
のが、周囲からも解る。
 茜の先制攻撃は、確実に効いた。
 (いいぞ)
 
 「桐嶋さん、平常心、平常心~~。女の子のいるスナックなんて、慣れている
でしょ~!」
 男性陣からは、桐嶋へのアドバイスが飛ぶ。

 「さて。続いて、お二人、注いでみられよ」
 さすが『飲み比べ』に出てくる二人だ。“ビールをおいしく注ぐ方法”を心得て
いる。左手に持った大瓶を、二人とも高々と掲げる。そして、勢いよく、右手の
大ジョッキめがけて、注ぎ落とした。

 (あっ!、大丈夫~っ!)
 今年二十歳となった睦には、初めて見る豪快なシーンだ。
                           (つづく)

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