第十二章「合コンは、決戦?」⑲
プレッシャーに耐えかねて。
勤め先のコンビニへ、焼酎を買いに。
久しぶりに、朝の時間帯に外出したような・・・。
さて、今週から夜勤がメインのシフトへと。
(といっても、夜勤3日、夕勤3日というパターンなのですが)
これから、頑張って行ってまいります!
・・・って、その前に。
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第十二章「合コンは、決戦?」⑲
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
支店長以外にも、男性の“造反者”が数名いるようだ。
(いけるかな?)
「よし。なかなか接戦となるようじゃな。手を下ろしてくだされ」
じいさんは、一息入れる。
「それでは、茜さんが勝ち、と思う者。手を上げられろ」
「は~いっ!」
「はいっ!」
「お母さんの勝ちっ!」
「ママッ~」
元気のよい声が上がる。茜の子ども二人とその友達たちだ。中には、両手を
挙げて、激しくアピールしている子もいる。職場では見ることが出来ない、面倒
見のいい“ママさん”としての茜を、垣間見る。
そして、支店長も控えめながら、手を上げている。
(勝った、かしら・・・)
「ふむふむ。・・・・・手を下ろされい。さて、結果は・・・・」
ここでまたじいさんは一息をついて、間合いを作る。
「勝者は、茜さんじゃ!」
「わ~~いっ」
拍手と歓声が起こる。
「ありがとうございます」
茜は、窓口でするように丁寧なお辞儀をする。そして、女性陣へと戻ってくる。
「どう?」
「やりましたね!」
「とっても、きれいだった・・」
「・・・・でも、茜さん、顔赤くなっちゃてる・・・」
「ふふふ。なんのこれしき~っ!」
女四人、肩をよせあって祝福だ。
(つづく)
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