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2012年1月20日 (金)

第十二章「合コンは、決戦?」27

 「お別れの品」“対同僚の方・バージョン”。
 本日、北海道より到着。

1201201s
 大慌てで、コンビニへ持っていって、
 「皆さん、一個ずつ食べてくださ~い!」
 と言ったら、
 「えっ。鈴木さん、今日までなんですか~?」
 という反応。
  いえいえ、まだまだしっかりシフト(勤務)には、入っております・・・。

 ネットであれこれ、“対一番大事な方”“対ご近所の方”と、あれこれ違う
お店のネット通販に注文させて頂いたのですが、この

 ・マルキタプリン本舗
 さんが、一番早く商品を発送してくださったので。。。。

 さ!そうだ、オレって、小説書いていたよな・・・・
 と思い出したところで。

 自分も、忘れてしまっている・・・・
主人公・御仮屋睦(おかりや・むつみ)
 鶴亀信用金庫紫尾支店に勤め始めた新人OLにして、武家屋敷街・御館町に伝わ
る古武道の流派「新納流試心館」の館主を、継承してしまう。

 ・田所茜(たどころ・あかね)
 ・水溜小雪(みずたまり・こゆき)
 鶴亀信用金庫紫尾支店の、睦にとっては、頼れる先輩OL。

 ・新納義彰(にいろ・よしあき)
 代々「新納流試心館」を継承してきた新納家の末裔。睦のことは「むっちゃん」と
呼ぶ。
 ・タダモト
 新納家の飼犬。睦のことを、こよなく慕う。こちらも、睦の頼れる“相棒”。

 ・米櫃祝子(こめびつ・いわいこ)
 睦の年下の友達。現役高校生。絶世の美少女ながら、ナンパしようとした男子
は、ことごとく不幸な目に。付いたあだ名は『呪いの美少女』。

 こんな登場人物でしたっけ・・・・。 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
     第十二章「合コンは、決戦?」27
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 ルール上は、弓の名手・小雪が、残りすべてを射っても、なんら問題はない。
しかし、小雪と女性陣主将・茜が、二番手として送り出してきたのは、“呪いの
美少女”こと祝子だ。祝子とその母が信仰する宗教は、とにかく窮屈極まりない、
と睦は思う。“女子(おなご)が、スポーツごときに、身体を激しく動かすこと
は、はしたなきこと”という教義まで存在するらしい。そのおかげで、確かに
祝子は“運動神経ゼロ”。走るだけでも、上半身が激しく上下動してしまい、
“運動音痴”だということは、一目瞭然だ。
 年上の女性二人に、無理やり弓を持たされた祝子は、
 「ごめんなさいっ!!!」
 と、いきなり地面に突っ伏してしまった。
 そして、なにやら「ゴニョゴニョ・・・・」と独り言を地面に言い始めた。
 祝子にとっては、それが信仰する“神様”への願掛けなのだろうが、
(え~~っと、その“神様”って、女子が弓を引くことを、許してくれるの??)
 と、睦はツッコミを入れたいのだが、祝子は一心不乱だ。

 祝子の祈りは、結構長く続く。
 どうやら、
 「お教えを破ることを、ただ一度だけお許しください。そして、我に、ただ一度
だけ、男子(おのこ)の力を授けてください」
 と祈っているらしい。
(あの・・・・、祝子ちゃん。私と最後に“障害物競走”を、一緒に走る予定なん
だけれど・・・・)
 という、睦の問い掛けは、あっさり無視されたようだ。

  やがて、
 「私、やりますっ!」
 と、祝子が立ち上がった。
                       (つづく)

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