« 第十二章「合コンは、決戦?」28 | メイン | 第十二章「合コンは、決戦?」30 »

2012年1月22日 (日)

第十二章「合コンは、決戦?」29

 日曜日。工事は休み、
ということで、狭い水面に集まってきた鳥たち。

1201221s
 こちら、本日到着。

1201222s
鎌倉レ・ザンジュ
 さんから。「対・ご近所の方バージョン」

 「ご挨拶の品」を選ぶのに、一番悩んだのは、実はこの「対・ご近所の方」品。
 “そこそこ日持ちして、そこそこ豪華に見えて”
 “それでいて、予算ひとつ500円程度”(←これ、けっこうシビアに大事)
 
 スーパー紀伊国屋さんのオンラインショップで、この予算で買い揃えられる品物
が多く並んでいたのですが、
  う・・・・・・ん、まあ、自分、本籍地だけは今でも鎌倉だから・・・・。
 (お正月セール、というのもされていましたから)

 さ、今日も大急ぎで。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
     第十二章「合コンは、決戦?」29
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 「そう、睦ちゃんの好きな言葉。祝子ちゃん、考えてごらんなさい・・・。
なにも女である私たちが、筋肉もりもりの男になる必要はないの。女は、美しく。
的を射なければ、なんて思わなくていいのよ。・・・・・
 まず、美しく弓を弾いてみて。そして、周りの人の心をぐっと撃ち抜いて。
 祝子ちゃんなら、できるわ」
 小雪と茜は、祝子の緊張をほぐすよう、抱え込んだまま、ゆっくりと説き聞か
せている。
 「私も、仲間に入れて」と、睦はつい思ってしまう。

 「ねえ!、祝子ちゃん」
 睦は、声を出す。少しぐらいの“反則”は、見逃してもらおう。
 「祝子ちゃん。矢が山なりに飛ぶように、弓を使ってみて。まっすぐに飛ばす
より、飛距離は伸びるわよね。物理の授業で、教わったよね」
 「も~~う、睦さん。私、学校の成績が悪いのは、知ってるくせに~~」
 緊張しているはずの祝子が、笑顔で返してくれた。
 「そうそう、その調子!」

 「いい?、祝子ちゃん」
 「はい、ありがとうございます。小雪さん、茜さん」
 「よぉ~し、それでは・・・・」
 「合言葉は・・・」
 「"Beauty is Force" 。美は力なりっ!!」
 小雪、茜、祝子の声が揃う。睦は、なんとなく“仲間はずれ”にされた気分だ。
                              (つづく)

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/190585/27821184

第十二章「合コンは、決戦?」29を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

プロフィール

フォトアルバム

ごろごろ

最近のトラックバック