第十二章「合コンは、決戦?」30
さ、「対・きちっと挨拶に行く人」バージョン到着。
こちらは、千葉のお菓子
・オランダ家 さん
賞味期限は、2月6日までですか・・・・。ゆっくり出来んぞ・・・。
あっ、でも・・・「対・大本命」の商品が、「1月下旬より順次発送」という
もの・・・・。うわ~~、“話題性”を狙い過ぎたか・・・。
さ、最後の一週間でっせ。
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第十二章「合コンは、決戦?」30
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
「ありがとうございます。作戦タイム、終了です」
主将・茜が、周囲に頭を下げた。
祝子が、再び弓を手に歩み出る。
すっと微笑を浮かべながら、礼をした。
(なるほど、これが“呪いの美少女”の微笑みか・・・)
高校生とは思えない妖艶さが、祝子の顔に浮かぶ。
ニ射目。
祝子は、今度は落ち着いて、弓を弾き始める。矢は、仰角約四五度の向き。
理論上、最も遠くに物を飛ばしやすい角度だ。
「はい」
今度は、合図が出た。睦は、なるべく的がゆっくり動くよう動的機を操作する。
カチ、カチ、カチ・・・・・
ヒュッ!
いい音が出て、矢は弓から放たれた。
しかし、
ガサガサッ・・・
「えっ~~。そんなに、飛ぶんですか~~」
当の祝子が、びっくりしている。矢は、的の上を軽々と飛び越えて、みかんの樹の
繁みに、飛び込んだのだ。“神様”は、かなりの力を祝子に与えてくれたようだ。
「え~~っと、四五度の角度では飛び過ぎたのだから、三回目の角度は・・・」
それでも先ほどの“作戦タイム”で、祝子は十分に落ち着きを取り戻したのだろう、
三回目は、確実に的を狙う意気込みだ。
(つづく)
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