« 第十二章「合コンは、決戦?」29 | メイン | 第十二章「合コンは、決戦?」31 »

2012年1月24日 (火)

第十二章「合コンは、決戦?」30

 いつもとちょっと違う時刻に、広瀬橋を渡り・・。
 1201241s

 さ、「対・きちっと挨拶に行く人」バージョン到着。

 こちらは、千葉のお菓子
  ・オランダ家 さん

 賞味期限は、2月6日までですか・・・・。ゆっくり出来んぞ・・・。

 あっ、でも・・・「対・大本命」の商品が、「1月下旬より順次発送」という
もの・・・・。うわ~~、“話題性”を狙い過ぎたか・・・。

 さ、最後の一週間でっせ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
     第十二章「合コンは、決戦?」30
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 「ありがとうございます。作戦タイム、終了です」
 主将・茜が、周囲に頭を下げた。

 祝子が、再び弓を手に歩み出る。
 すっと微笑を浮かべながら、礼をした。
(なるほど、これが“呪いの美少女”の微笑みか・・・)
 高校生とは思えない妖艶さが、祝子の顔に浮かぶ。

 ニ射目。
 祝子は、今度は落ち着いて、弓を弾き始める。矢は、仰角約四五度の向き。
理論上、最も遠くに物を飛ばしやすい角度だ。
 「はい」
 今度は、合図が出た。睦は、なるべく的がゆっくり動くよう動的機を操作する。

 カチ、カチ、カチ・・・・・

 ヒュッ!
 いい音が出て、矢は弓から放たれた。
 しかし、

 ガサガサッ・・・

 「えっ~~。そんなに、飛ぶんですか~~」
 当の祝子が、びっくりしている。矢は、的の上を軽々と飛び越えて、みかんの樹の
繁みに、飛び込んだのだ。“神様”は、かなりの力を祝子に与えてくれたようだ。

 「え~~っと、四五度の角度では飛び過ぎたのだから、三回目の角度は・・・」
 それでも先ほどの“作戦タイム”で、祝子は十分に落ち着きを取り戻したのだろう、
三回目は、確実に的を狙う意気込みだ。
                      (つづく)

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/190585/27831628

第十二章「合コンは、決戦?」30を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

プロフィール

フォトアルバム

ごろごろ

最近のトラックバック