今度は『神去(かむさり)なあなあ日常』
いつもの出勤途上に、ちょっと足を停めて。
もちろん鮮やかに色づいた紫陽花はきれいなのですが、
ほんのり色づいてゆく紫陽花にも、ぞくっとするような“色気”がある
ように思えたり。
さ~~て。
ふと気がついた、“妖しき”光点、ひとつ。
う~~ん。雲の切れ間から覗いた木星?火星?と思ったのですが、方角は北東。
調べてみたのですが、該当する惑星はないようで。
遠くの照明物、ということになるようですが・・・・・・。謎デス。
さてさて。三浦しをん氏の著作、しかも単行本!を、またまた拝読してしまいました。
『神去(かむさり)なあなあ日常』。
はい、ご覧のとおり“林業を舞台にしたお仕事小説”。
うん、自分二十代の頃『UターンIターン・B-ing』といった求人誌を愛読しており。
各地の森林組合の求人広告も掲載されており。・・・そうそう、鹿児島県内の森林組合
もあったよな・・・・。
主人公は、高校卒業と同時に、紀伊半島の山奥・神去(かむさり)村に訳も分からず、
放り込まれた男の子。
恋するお相手は、村の小学校の先生。
うぉ~~。わが身の甘酸っぱい思い出が、湧きあがってくるぜよ~~。
ラストの四十八年に一度の“大祭”なんて、そりゃあいくらなんでもムチャクチャな・・・
ですが、そこを読ませてしまうところが、三浦しをん氏の筆力の高さなのでしょう。
うむむ・・・。
コメント