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2012年7月26日 (木)

瀧羽麻子著『左京区恋月橋渡ル』

 勤め先の最寄駅・東武野田線愛宕駅近くの食料品店。
 「昔ながらの~」と言ってしまってよいのか、どうか。
   う~~ん、瓜(うり)ですか・・・・。

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 不思議なもので、「八百屋さん」というのは、ふと住宅街の中に
“忘れられた”ように店がある・・・・のですが。
 自分なんぞは、買い物って、もっぱらスーパー・コンビニです。

 さ!あと一晩!
 気合を入れるために。

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 さて、案の定、いい歳こいたオジサンは、恋愛小説にハマる。
 ・瀧羽麻子著『左京区恋月橋渡ル』小学館

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 文庫本『左京区七夕通東入ル』に引き続き、読破。

 うんうん、いいぞ、いいぞ!!!
 しょせん小説なんだっ、と解っていつつも。
 初恋はやぶれるもの、という結末を十二分に予感しつつも。
  
  それでも、主人公「山根くん」に、つい声援を送ってしまい。

あっ、重要なネタばれ、を書きますので、もしもし読みたいと
思っている方が、いらっしゃいましたら、以下はパスして頂きたく候

 対する、ヒロイン「美月さん」。
 な~るほど、京都だったらいかにも実在しそうな、超絶“お嬢様”。
 深窓のお嬢様は、初恋のほの甘い思い出を残して去っていく・・・・・。

 その一方で、
 婚約者もいるご令嬢が、純情な年下学生クンを、弄んでいった・・・・、
                    とも、解釈できるわけで。
(公園のブランコを漕いでみせる、なんて、モロ「山根くん」を“誘惑
する”ためじゃん!←オジサン過ぎる解釈?)

 「美月さん」は、「山根くん」のハート深く、生涯“初恋の女性”として
刻印されることに、成功したわけですよね・・・・。

  
    
   

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