『キシャツー』小路幸也著
外は晴れている、と思うと。
にわかに雨がパラパラと降ってきたり。
ふと、窓の外に虹。
まだまだ、夜は長い・・・・。
で。
この缶詰勤務中に読了して、もっともよかった本。
・『キシャツー』小路幸也著
はははは・・・・・。やっぱり、今の私に一番しっくりくるのが、青春小説であるか・・・と。
単行本というもの、文庫本を買うよりも、エイヤッ!という覚悟を要するもの。
八重洲ブックセンター丸井柏店にて、平積みされているのを手にしてみて、いつか買おう、と
思いつつ、いつしか夏は過ぎ去ってしまい・・・・で、ようやく購入した一冊。
・・・・・・そうそう。
俺、10代から20代にかけて、離島をはじめとした「地方」に憧れ、そして「旅」に憧れ。
そうなんだよ~。
旅先で、その地元の子(女の子とも)と友達になれたとしたら。
もう、生涯最高の思い出になったこと、間違いナシ。
この作品は、北海道のどこか。1時間に1本、1両編成の気動車(?)が走る、海沿いの
とある町が舞台。ですから、そこの町の高校に通う、なかよし女子3人組であったり、成績優秀
で東京の大学へ進学希望の男子高生に、己の若き頃を重ね合わせる読者が多いのかもしれま
せんが、私が重ね合わせるのは、海岸に赤いテントを張って野宿をする、宮谷光太郎。
そして、
そんな旅先で、はっと息を呑む美人女子高生って、必ずいらっしゃる・・・・・・・・
って、俺の若いころの“地方への憧憬”、そのまんま。
いやいや、けっして登場人物の背景って、そんな単純なものではなく。作者の意図は、
もっと深い、ノデスガ。
I have been so bwieldeerd in the past but now it all makes sense!
投稿: Rashid | 2012年10月 3日 (水) 09:16
携帯電話からの書き込み、失礼します。
ありがとうございます。素敵な褒め言葉を頂いた…、と解釈して、正しいのですよ?
投稿: ごろごろ | 2012年10月 3日 (水) 16:50