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2013年2月19日 (火)

『東京ロンダリング』『路地裏ビルヂング』

 去年の今頃。
  私、鹿児島県出水市から、インターネットを使って、仕事探しと住まい探しを
せっせかしておりましたっけ・・・・。
 そんなことを思い出しながら読んで、イタク感銘した作品2点。

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・東京ロンダリング、原田ひ香著

 例えば東京駅周辺等山手線沿線のコンビニでの求人なら、朝夕等少しずれた
時間帯に勤務すれば、軽く時給1,000円超が謳われており。
 おお・・・、オレなら、すぐ見つけられそう・・・・と思ったものの。

  じゃあ、それに対応する「住まい」は・・・・となると。
   山手線沿線なんて、それこそ4畳半風呂ナシアパートでも、滅茶苦茶お高い・・・・。
  冗談抜きで、都心のコンビニ、ファーストフード等にお勤めの方って、
                          どうやって生活してルンダ????

  で、「事故物件」。
 ありていに言って、“そこで死者が出た部屋”。
 もちろん、そんな部屋には誰も積極的に住もうとは思わず、したがって、家賃は相場よりも
安くなっている・・・・・と、よく言われていますよね。
 
 そして、自分なんぞは、一度は“幽霊”に遭遇してみたいと、思ったり、思わなかったり・・・・。

 以前、新聞か雑誌かで、作者・原田さんのインタビュー記事を読み、読んでみたいと思っていた作品。

 もう一点。
・路地裏ビルヂング、三羽省吾著

 ハイ、文春文庫らしからぬ、“ラノベ”調表紙に魅かれて、即買いしました・・・・。

 どこぞのサイトで、専門家先生が
 “四十代の転職は、高収入が見込める『営業』職に、積極的に挑戦すべし”
   なんて、助言されていましたっけ。

  自分なんぞも、案外“健康食品会社の営業マン”になっていたかもしれない・・・・。

 もちろん両作品とも、「そんなこと、あり得ない!」と断言したくもなりますが。
 でも、「どこかで、たまには、こんなこともあって欲しい」・・・・・

       日常にちょっぴり疲れた、大人のための“童話”です。

 

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