三角産交から、宇土駅前行産交バスに乗車。
今度は、途中で下車をするので、案内をしっかり聴いていなければ・・・。
産業遺産に指定された「三角西港」地区は、車窓から。
「いつか、ここで降りようね」と、彼女と話し。
眺望が好ければ、対岸の島原半島を望めるのでしょうが・・・・。
熊本市内と天草を結ぶ、主要道路だけに、通行量はかなり多いです。
三角産交の待合所は、こじんまり。
あてもなく寒空の下で、時間をつぶさなければならなくなったら・・・・、
と、心配しつつ。
調べてみると、「海のピラミッド」と名付けられているとのこと。
もちろん、てっぺんに上ります。
そこからの眺めです。
かつて三角港は、島原へ行くフェリーの定期航路があり、それなりに賑わって
いたようですが。
順番待ちをする車が並んだのであろうスペースも、ご覧の通り。(奥が、三角駅)
しかも、運悪く、曇り空。ますます、寒々とした印象。
いや、実際に「寒いよ~」と言いつつ・・・、
次は、三角駅の駅舎へ。
特急「A列車で行こう」運行開始に併せて、駅舎がリニューアルされたとのこと。
二人が、“大うけ”したのは、
これが!、
国宝(笑)「松橋産交」(バスターミナル)。
もう余計なコメントは、必要ないでしょう。
「八代行きのバスは、もう行ってしまいましたか?」と。
うわ~~・・・・・・、次の宮原経由八代行きは、もう1時間半以上先だ~~・・・・・。
本数が少ないから不便、不便だから利用しづらい・・・。
その悪弊を、打開するには?。
(鉄道ではないですから、「入線」ではないのでしょうが)
本日利用するのは、
駅は、町はずれにある・・・・・
というのは、地方都市ではよくあること。
イエ、むしろ、鉄道沿線に沿って、開発が進んだ“都市圏”こそ、稀有なのかも
しれませんが。
そして、バスセンターこそ、町の中心地である(あった?)・・・・
というのも、地方都市ではよくあること。
九州新幹線開業以前の鹿児島県出水市を、思い出します。
(“中心市街地の空洞化”という問題は、とりあえず・・・)
松橋の町も、駅から「松橋産交」までは、少々距離があり。
(九州産交バスは、バスセンターのことを、「〇〇(地名)産交」という停留所名にしております)
とはいえ、「バスセンターは、あちら⇒」という、道しるべがあるでなし。
”漢(おとこ)の端くれ”としては、ここであっさり「道に迷う」わけには、相参りません。
エイッ!と、方向を見定めて・・・・・。
この子は、
道中、タクシーの営業所で客待ちをする運転手さんから、
「仲、いいね~」
と冷かして頂き。
まあ、「こいつら、ナンダ~?」という“怪しい”バカップルで、あります・・・・。
たぶん、は行で始まる苗字の方なのでしょう・・・・・、きっと。
そして、二人して、声を上げてしまったのは・・・・・、
と、声を掛けてくださったのは、「生あんこ屋」さんのご主人。
・・・・いやいや、ガス(LPガス)屋さんが、御本業のようです。
そして、ガラス温室で栽培中のマンゴーを、見物させて頂きました。
最後に、念のため、
「バスセンターは、あっちですよね?」
とお伺いしたところ、
「そう。次の信号を右に曲がって、左の三軒目だよ」
とのこと。
さて、今回「宇土半島一周 路線バスの旅」を計画するにあたり、
ひたすら、
の時刻表検索を利用して、あ~~でもない、こ~デモナイ・・・・・・。
八代から全行程、路線バス利用も考えたのですが、それでは時間がかかり過ぎる・・・・。
往路の新八代ー松橋間と、復路の宇土ー新八代間は、JRを利用することに。
・・・・・その前に、JR東日本エリアに生息する人間としては、微妙に戸惑う、
自動券売機。
土曜朝ということで、ご家族連れ等結構利用者が多い、という印象。
手前でデジカメを構えていらっしゃる若者は、ホーム端の私たちバカップルを見かねて、
「あの~、今度の列車は2両編成なので、そこは停まりませんよ」
と、親切に話しかけてきてくださった方。
八代市内から熊本市内の大学に通学するのに、毎日JRを利用されている大学生さん。
そして、かなりディープな鉄道ファンであるようで、フリーゲージトレインの件は、
彼に教えて頂きました。“かぶりつき”で、3人して、ちょっと“鉄道談義”を・・・。
ほら、肥薩おれんじ鉄道に乗り入れる、貨物列車!。
ご覧の通り、「SUGOCA(スゴカ)」(JR東日本のSuicaに相当するもの)端末は、
設置されておりますが、感動的な佇まい。
その駅の外観は、
“味”があります・・・・・。
新八代駅の手前で。
ぐっと気合を入れて、撮影するポイント。
かつて、九州新幹線が新八代ー鹿児島中央間の部分開通だったころ、
在来線特急「リレーつばめ」が、新幹線新八代駅ホームに入線するための
進入線分岐点があったところです。
今は、フリーゲージトレインの実験路線を敷設中なのだとか。
そして、新八代駅着。
八代は、やっぱり製紙工場の煙突が、“まちのシンボル”ですね。
いつもの「東横イン新八代駅前」に。
フロントの方が、わが顔を覚えてくださったようで、
嬉しいやら、照れ恥ずかしいやら・・・・。
夕飯は、駅の売店で買った『天草大王 釜めし』(980円)。
「駅弁」というジャンルが優れているのは、“冷めた状態を食べる”ことを前提に
作られていること、と思います。(あっ、今は固形燃料が付いていて“温めて食べる”駅弁
も、あるのでしたっけ?)
もちろん、球磨焼酎はお湯割りで。
ごろごろ
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