若い人にも、投資を奨めるためには?
久しぶりに、まだ明るさが残る夕暮れの時間帯に、ねぐらへ戻って参りました。「鈴木さん、正月、ほとんど働きづめだったから、疲れがでているんですよ~」という言葉を有り難くお受けして、スゴスゴと・・・・帰宅(一眠りして、夜中にブログをゴソゴソと・・)。 あっ、そうか・・・、パソコンが壊れたままでは、プリンタも動かせない。写真のプリントが出来ないということは、ショーウィンドウの展示替えが出来ないということ。それは、大ピンチ!
さて、いつものように前置きばかり長くて、ここから本題です。ヤフーニュースの「経済総合欄」に『「団塊引退元年」、争奪戦が始動=退職金80兆円に熱い視線ー投資業界』という記事がありました。う~~ん、80兆円かい・・・・・。この記事に関連するコラムとして、「幸せになるための資産運用:~投資信託は中味を理解してから買うべし!~」にリンクが貼られていました。その中で、(引用させて頂きます)
“購入時に何か説明は受けている様子なのだがほとんど頭に残っていない。「投資信託の中味はなんでしょうね?」「なんという名前でしたか?」「基準価格はいくらのときに買っていますか?」と聞いてみても首をかしげるばかり。「通常、投資信託は満期がないので、自分で判断して売却するのです」と言うと、「自分で決めるのですか!」と驚かれることしきり。売り時がわからないとせっかくリスクをとって変動商品を持っている意味がない。”
(引用ここまで)
うんうん、そうなんですよ~!、と私、素人投資経験者も、うなずいてしまうエピソードです。年金を補完する役割として、投資信託商品の分配金を貰えればよっきゃ(よい)、という年輩者の方はともかく、自分のような世代(20代~40代?)であれば、どんなお金もいつかは必要になるお金ではないでしょうか?その有限期間内に、最大限の利益を得るためには、まず自分が勉強して正しい知識を得なければならないのは、第一です。しかし、“販売する”金融機関の側としても、より若い世代にも投資を投資を奨められるよう、努力していただきたいと思います。
「小額からでも投資ができます」というのが、投資信託商品のセルースポイントのはずなのですが、現実には“コスト”の問題・・・。毎月分配金の出る商品であれば、毎月ごとに分配金のお知らせハガキを出さなければならない、のが仁義のようです。単純に考えてハガキ1通50円×12ヶ月分=年間600円のコスト。いらないのではないでしょうか・・・。
銀行員の方の日常って、決して部外者が窺い知ることができないのですが、基本的には“ノルマ”がすべて?。でも、“ノルマ”に縛られている限り、正しい「買い時」をお客様にお奨めできない・・・・・・、結果後々のトラブルの元になる・・・・・・ように思うのですが・・・・。
世の中、キレイゴトだけでは進んでいかないこと、重々承知しているつもりですが・・。
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