「日本トラスティ・サービス信託銀行」の正体は?
さて、今朝(6/26)付南日本新聞経済欄にも、大きな見出しで『大株主「人事」に介入』と書かれているように、株主、特に大株主の意向を無視してては、会社経営が成り立たない時代であるようですね。
関東つくば銀行の大株主上位5
持株比率
・モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・リミテッド 8.70%
・ゴールドマン・サックス・インターナショナル 6.33%
・日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 4.69%
・バンク オブ ニューヨーク ジーシーエム クライアント アカウンツ イー アイエス ジー
・ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505211 1.97%
う~~ん、すさまじいカタカタの列挙だ・・・・・・・・・・・・・。対して、南日本銀行の大株主上位5は、
・株式会社みずほコーポレート銀行 4.92%
・日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4) 3.82%
・財団法人岩崎育英奨学会 2.95%
・明治安田生命保険相互会 2.81%
・南日本銀行行員持株会 2.71%
こちらは、変わらずの伝統的(?)大株主構成と言えるのでしょうか・・・。2位に「岩崎育英奨学会」が入っているということは、配当金が、鹿児島県出身の苦学生(?)を支える元手となっているのかな・・・?(鹿児島県に疎い方のために解説:“岩崎財閥”といえば、鹿県経済の重鎮です)
とはいえ、「日本トラスティ・サービス信託銀行」が、平成18年3月31日時点1,750千株(比率、2.16%)から、3,088千株(3.82%)に、大幅に買い増し。信託銀行を通して、南銀株を購入しているところは誰なのさ???!
で、「地銀再編」の憶測を呼びそうな箇所であります。
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