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2007年11月24日 (土)

「貸倒引当金」(「鹿児島」vs「長野」編)

0711241s ついつい、カメラを向けてしまう、お月様。

 はぁ~、世間様は、3連休の中日ですか・・・・。

 さて、本題デス。一応、「メモ帳」使用の“力作”(自称)でアリマス!

 なんの脈絡もない、「鹿児島」VS「長野」ですが、まずは
それぞれの鹿児島県庁長野県庁のホームページより。
            鹿児島       長野
人口(平成19年
10月1日現在)    173万1,639人    218万2,190人

  面積      9,188平方キロ      13,562平方キロ

 人口密度的には、結構拮抗している?

一人当りの県民所得
平成16(2004)年度  221万5千円     273万3千円

 約50万円の差は、東京・名古屋・大阪への距離の違いが如実
に示されているでしょうか?

《仮説》それぞれの金融機関における、「貸倒引出金」の準備
高は、その営業エリア(県内)の“景気先行き”がシビアに分析
された結果である。

 日本銀行鹿児島支店松本支店のホームページより。

 それぞれ11月に発表された「金融経済概況」には、

【鹿児島支店】最近の鹿児島県の景気は、回復の動きがやや鈍っている
【松本支店】 長野県経済は、緩やかな回復基調にある。  

 それでも、長野県の方が景気はよい?

 さて、各県代表「南日本銀行」「鹿児島銀行」・「長野銀行
八十二銀行」の登場です。(平成20年3月期中間決算より) 
 改めまして、鹿児島県代表、

          南日本銀行         鹿児島銀行
 総資産量(A)     6,579億75百万円  3兆1,254億30百万円
 純資産額(B)       309億78百万円    2,365億30百万円
 貸出金(C)       4,684億78百万円  1兆9,572億81百万円

 さ、長野県代表は、

          長野銀行          八十二銀行
 総資産量(A)     8,985億60百万円  6兆1,866億65百万円
 純資産額(B)       421億96百万円    5,208億20百万円
 貸出金(C)       6,322億73百万円    3兆9,131億35百万円

 あ・・・、八十二銀行を比較対象にしなければヨカッタ・・・。

 そこで、それぞれの銀行における、「貸倒引当金」《これを
(D)とします》の準備高です。
                           D/C(%)
  南日本銀行   94億34百万円          2.01
  鹿児島銀行   335億86百万円          1.72
 
   長野銀行   145億58百万円          2.30
  八十二銀行  1,054億29百万円    2.69

う~~~ん、それぞれの“県勢”について分析できると、また
興味深いのでしょうが・・・・・・・・・、

 結論、鹿児島県代表2行の“景気先読み”は

       「楽観的過ぎる」?   

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