チッソと「FED」
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日中の猛暑も終わり、さらに“Magic Hour”のひと時の光芒も徐々に夜の帳へ
・・・・、というそんな時間帯。映画「ザ・マジックアワー」で、この夕暮れの
時間帯に、名前がつきました。
写真は、7月13日午後7時半ごろ。
さてさて、ふ~~~~、今度は水俣病患者として戦っている皆様を、ある意味
敵に回すことになりますか・・・。実名の苦しさ・・・。
イエ、たとえ以降に書くこと、一読されて軽蔑される方がいらっしゃったとし
ても、その軽蔑感は、あくあで私個人に向けてくださいますようお願いします。
m(__)m
ひとつの企業を、地域を挙げて支援する。それを、今どきの言葉では
「産官学提携」と表現しますでしょうか。
「大企業優遇の結果として、環境破壊に目をつむり、庶民の生活を圧迫する
行政を糾弾する」
というスタンスの方がいらっしゃり、実際に、出水においても、進出企業の
工場廃水による地下水汚染を指摘し続けた方がいらっしゃったこと、ウワサと
して知っているつもりです。そんな方々に、敬意を表します。
なれど、デアリマスガ!!、日本自然保護協会員、ホタルの光をこよなく愛する
自分ではありますが、
「人は、食っていかなければならない」。
「光化学スモッグの下でのステーキよりも、青空の下でのおにぎりを」
って、高度成長期の問題提起でしたっけ?
ひとまず、重い話を置いておいて・・・・。
またまた、
・Field Emission Technologies
が、出水で商品化を目論む「Field Emission Display」。
問題は、実に単純明快。「FED」の研究開発スピードを加速させて、一年でも、いや
半年でも、“価格競争力”を持つ商品の売り出しを実現することでアリマショウ。
そこで「産官学提携」。検索した結果では、
・産学提携と顧客志向 大学が危ない!③
・日本を強くする~産官学協業による新産業創出のすすめ(日本ゼオンの新規事業と
MOT)
ふむ・・・・、
まずは、
・鹿児島大学工学部。
ふむふむ・・・・・、「ナノ構造先端材料工学専攻」なんて、実は、わがオヤジの
専門分野に重なるのではないのか・・・・。ということは、オヤジも“鹿児島暮らし”
を経験してみるきっかけは、どこかにあったのではないデショウカ・・・・・・・。
なんて話はさておき、「情報工学科」なんて、かなり「FED」の研究開発分野をテー
マにしているのではないでしょうか・・・(イエ、あくまで一素人であります)。
さらには、出水市内の、東証マザーズ上場企業、
・株式会社マルマエ。
・・・・ですから、自分から見れば、一朝ことあらば「スミマセン、夜勤の従業員
として、働かせて頂けないでしょうか」とお願いするお相手ですから、ことさら現状
無視を貫かせて頂いていますが、
イヤ、出水を牽引する企業であることは、ハイ、ジブン、ミトメマス・・・・。
そして、そして、・・・・ここから、重い話となります。
「チッソ」が、どれだけこの不知火海一帯の地域に、深い傷を残したのか、改めて
書くことではありません。
しかし、検索して出てきた記事
・■チッソ 未完の決算・原因企業の現在<1> 製造所ルポ 社員9割減
主力は液晶 消える過去の痕跡
これだけの工場が「日の目を見ることができない」現状、この不知火海沿岸という
地域においては、大きな損失なのではないでしょうか。
正直、私は水俣病の問題について、きちんと勉強しているわけではありません。
たしか、水俣病患者への補償事業を目的とした会社と、現在の事業を行う会社との
“分社化”が検討されているとか。
はい、この液晶事業等を主体とした新“チッソ”の新たな株式上場への道筋を切り
拓くことが、この不知火海沿岸地域にとって、“益”のあることではないでしょうか。
そして、チッソが「FED」実用化に重要な役割を果たせるように・・・・。
う~~~~ん、実名を晒して書いている以上、ご批判は甘んじて受けるつもり
ではありますが、そこは素人考えであること、許してくださる方は、お許しをm(__)m。
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