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2008年12月26日 (金)

「オバマ演説集」

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  歳末の 空に翻る 吹流し

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 コンビニの近くで新築中の眼科医院さん。今週末、棟上式?
 
 歳末に 防犯灯は 灯るかな

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 鹿児島興業信用組合出水支店の店先。

 さて、悔し~~。
 人がセッセか、読んでいる本を・・・・。〇| ̄|_
大学教授のぶっちゃけ話
 12/24付「荘内銀行

 ハイハイ、
『荘内銀行はなぜ顧客に選ばれるのか?』。
 城戸先生は、東京ー山形間の新幹線の車中で、読破されてしまった
模様。

 自分は、まだまだ半分ほど・・・・。

 それなのに~~。しかも、やっぱり今月も“金欠”という結果に
なりつつも、TSUTAYA出水店の店頭で衝動買い。
 『オバマ演説集』(税込1,050円ナリ)

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 オバマ新大統領。冷めた目で見てしまうと、就任したと同時に「希望」
が「失望」へと変わっていく過程を観察する、ことになるのでしょう
か。
(エッ、自衛隊のアフガニスタン派遣を突きつけてくるとか?)

 とはいえ、この2008年の大統領選挙の中で、今まで投票に行ったこと
もないような政治に無関心な人々の心を動かした、というのは事実のよう
です。
    Yes,We can.

 鹿児島で暮らして実感することは、「東京は、あまりに遠く」。
 そして、日々の暮らしは「先のことは、わからない」。

 でも、ニューヨークはあまりに遠く、外の世界へ行こうと思えば、
兵士になるぐらいしかない・・・(?)。
 アメリカの、そんな鹿児島のような片田舎の市民も、ホワイトハウス
の住人を選ぶ選挙に参加されたのでしょうね。

 そのオバマ氏に魅力とは。いまさらながら、・・・ふ~~ん、どこが?
 ネット上のブログ等を拝見すると、
「たとえ英語が解らなくても、聴き入ってしまう」
 とまで絶賛されているようですが、私は、そこまでは・・・・・デス。

 『オバマ演説集』を、パラパラとめくりながら、私が「ああ、ここなん
て、どうだろう?」と思った箇所。

バラク・オバマの2004年7月スピーチ全訳」(OhmyNewsより)

『・・・・・・
Don't get me wrong. The people I meet in small towns and big cities,
in diners and office parks, they don't expect government to solve
all their problems. They know they have to work hard to get ahead
and they want to. Go into the collar counties around Chicago, and
people will tell you they don't want their tax money wasted by
a welfare agency or the Pentagon. Go into any inner city
neighborhood, and folks will tell you that government alone can't
teach kids to learn. They know that parents have to parent, that
children can't achieve unless we raise their expectations and
turn off the television sets and eradicate the slander that says
a black youth with a book is acting white. No, people don't
expect government to solve all their problems. But they sense,
deep in their bones, that with just a change in priorities,
we can make sure that every child in America has a decent shot
at life, and that the doors of opportunity remain open to all.
They know we can do better. And they want that choice.
                          ・・・・・』
(日本語訳)
『・・・・・
 誤解しないでください。彼らとは、小さな町、大都市、食堂、オフィス
街の公園など、さまざまな場所で会いましたが、政府にすべて解決しても
らおうなんて、彼らは思っていません。自分で一生懸命働いて、前に進む
しかないことを彼らはわかっています。そして実際、そうしたがっています。
 シカゴ周辺の低所得者街に行ってみてください。住民は言うでしょう、自
分たちの税金を、福祉事務所や国防総省の無駄遣いに浪費しないで欲しいと。
 どこでもいい、近くの低所得者密集地域に行ってみてください。町の人々
は言うでしょう、政府だけでは、子どもに学びを教えることはできないと。
 彼らは、自分たちが教えなければならないとわかっています。子どもが何
かを達成するためには、自分たち親が子どもたちの期待を高め、テレビを消
し、「黒人が本を読むのは白人のマネだ」などという中傷を根絶しなければ
ならない、そうわかっています。
 人々は政府にすべて解決して欲しい、などと期待していません。けれども
感づいています。体の奥深く、骨の髄の部分で。ものごとの優先順位をほん
の少し変えれば、すべての子どもたちが一定レベルの暮らしを期待できる政
治を提供できるのではないか。機会はまだ全員に開かれ続けていると約束で
きるのではないか。
 彼らは、われわれ民主党がもっと上手にやれることを知っています。
そのための選択を欲しているのです。
                            ・・・・・・』

 この一文の裏返しとして、
“子どもたちは、一日中テレビをつけっぱなしの状態で、放置され”
“「黒人が本を読むのは白人のマネだ」などという中傷”
 が実際にある現状。
 そして、そんな“低所得者”を「所詮、自堕落なだけだ」とする「自己
責任」論。

 そんな現状、そんな停止した思考を打ち破って、オバマ氏の言葉は、
人々の心を動かしたわけか・・・・。

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