「日本はもう立ち直れないと思う」
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満月。
いつもニコッと愛想笑いをくださる、ある女性客の方。
(ん!・・・あの~、今夜は、ボタンひとつ開けていらっしゃいませんか?)
で、中年オジサン店員、心中ドギマギ・・・・・・
(からかってくださっている?)
そんなこんなの夜。
さて、5月8日午後3時5分、出水市をはじめとした鹿児島県北部地方に「光化学
オキシダント注意報(光化学スモッグ注意報)」が発令。
1974年に大気中の光化学オキシダント濃度の測定を始めて以来、初めての発令
とのこと。
2009(平成21)年5月8日、という日が、鹿児島の現代史上に残りましたね。
中国大陸からの大気汚染物質の流入により、今後は「光化学オキシダント注意
報」が日常的に発令されるようになるのでしょうか。
テレビの旅番組での定番。レポーターの方、目的地へ着くなりの第一声
「う~~~ん、空気がおいしいッ!」
は、“ウソ”という時代へと?
写真は、5月9日午前。9日は、注意報発令とはならなかったようです。
さてさて、ネット上で、華麗なる“炎上”のネタを提供してくださった方。
(もう、“古い”ネタとなってしまいましたが)
・Chika Watanabe/渡辺千賀:テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし
2009/04/27付「海外で勉強して働こう」
(コンテンツの利用はご自由に、という注意書きがありますので、
お言葉に甘えて、一部コピーさせて頂きます)
『これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言う
ことにしました。
1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。
これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「海外で働く」の中でも、私
が知っている「シリコンバレーで働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体
的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、
若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家
族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みる
みると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはや国内に機会はない」と気
づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。
・・・・・・・』
鹿児島で暮らしている方にとっては、いの一番に、
「なに言ってるんだ~!!、このオバサン」
というのが、“健全”な反応?
とはいえ、まずその第一反応をグッと抑えて、寄せられたコメント・トラックバック、
はてまた検索してみて、上記の決して長くもない一文に対する、いろいろな人の反応を
読まれてみてくださいな。
もちろん、
「鹿児島はもう立ち直れないと思う。」
(いやいや、「立ち直っていた時期なんて、あるの?」というツッコミはさておき。)
鹿児島で生まれ育った方が、「鹿児島で働く」というのは、ごくごく当たり前の
流れであるのかもしれませんが、それでも。
極めて大袈裟に書かせて頂きますが、
「海外で働く」ことも選択肢に入れた上で、なお「鹿児島で働く」ことを選ぶ、
という過程が、皆さまにも“あって欲しい”・・・・。
出水市における、従業者数は約22,000名ですか。
それに対して、現在ハローワーク出水における求職登録者数は、3,000人を超えて
いるのだとか・・・。ホント?
全国版のテレビニュースで報じられるより、「県内平均」で示される統計数字よ
りも、実は出水地区の現況は“悪い”?
もちろん、日常生活の中で、そんな“悲観的に”暮らしていても仕様がないわけ
ですが、しかし。
現在、必死に求職活動をされていらっしゃる方も、現状、失業の心配のない仕事
に従事されている方も、
「鹿児島(出水)で働く」ことを選択した、という共通項があるはず。
いつも同じことしか、書いてませんが、
「自分たちの住む地域について、考える、意見を述べる、他人の意見を聞く」
という行為が、気軽に出来るようになりますように。
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