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2009年6月28日 (日)

第101期定時株主総会(つづき)

 6月26日午後4時10分の、クロネコ君のお昼寝場所。
 「お帰り」
 と言ってくれたのやら。

0906281
 さて、株主総会、決して私の“独壇場”(笑)ではなく、きちっと他の方
の発言もあったこと、書き記しておきます。

 実は自分、鹿児島銀行の決算と、南日本銀行のそれとを比較しながら、しゃべ
らせて頂いたのですが、
 もう一人の発言者の方は、もっと丁寧な下調べをされていらっしゃったようで・・・
 『預金量・貸出金量とも平成8年度がピークで、それ以降は減少基調で・・・・』
(ということは、恐らくその当時からの株主総会招集通知をファイルされており、事前に
目を通されたということですよね)
 『熊本ファミリー銀行、豊和銀行のように合併あるいは傘下入りともなれば、株価は
急落、行員の士気も大きく低下するのではないか。ここで、頭取より力強く「合併」は
しない、と明言して欲しい』

 頭取の説明
・平成8年当時は、鹿児島・宮崎・熊本というエリア外の都市部での、預金・貸出金が
多かったと思われるが、都市部での競争は利益が出ない。
 地域に密着した銀行として、公的資金受入れを決めたのも、合併を選択せずに、
単独で努力していこう、という意志の表れと思って頂きたい。

 その後の決議事項は4つの議案ともに、「異議な~し」と拍手で可決。閉会。

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第101期定時株主総会(つづき)を参照しているブログ:

コメント

字数制限があるのかもしれません。細切れ、時間を置いて投稿するかも。悪しからず。まず、住信総会、質疑応答の件、及び住信のビジネスに関連する今後の展開は(↓)
http://toyop129.blog48.fc2.com/blog-entry-727.html
その他、ご執心の鹿児島銀行・個人型401Kの話。先日、個人型の商品企画担当者(竹之内氏?)、1度目不在、2度目に繋がり
Werder Bremen:「琉球銀行に大逆転されましたね」
竹之内氏:「まあ、そうですね」(声のトーンが下がり気味、やはりマサカ?ショック?)
Werder Bremen:「三井住友の外国株、外債インデックスファンド(0.18%前後)、せめて2本、新規追加設定すれば再逆転可能です。逆転は無理でも、琉球銀行と同じ野村外国株、外債インデックスファンド2本投入すれば、同点に持ち込めます。年間口座管理料は5600円程度ですから琉球より有利になり、若干、鹿児島がお得。その考えは」
竹之内氏:「今がそのタイミングか計りかねる。他社がより有利なもの出すかもしれない。そのときは考えるかも。それと401Kは曲がりなりにも年金。投信を一般窓口販売のようにドンドン、追加できないんです。加入者を惑わすことになる。それと、弊行、農村部の顧客を相手にしている。SBIやスルガ個人型のようにコモディティとかREITや新興国株等々あまりに革新的なことはできない。」
その他、スルガ、日興30本前後商品持っているので追加設定に障害はないとも言っていた。数年後、10年後どうなっているかは小生、判らないが、鈴木さまも南銀、鹿銀に拘らず個人型選択して良いのでは。残高少ない初期段階では年間管理料の安いスルガ。残高積もったところで、琉銀なり、そのとき鹿銀がモット良いもの出していれば鹿銀個人型でも。

ではでは

  Werder Bremen さん
 懲りずにお付き合いしてくださり、ありがとうございます。

 リンク先の住信総会でのご活躍、拝読しました。自分が想像する以上に、Werder Bremen さんって、積極的な“アクティビスト”なようで、脱帽です。

 残念ながら、私には今のところ、個人型の加入資格はないようです。

 う~~~ん、ですから、熱烈な地元銀行ファンとして書かせて頂きますと、あくまで地元・鹿児島の中小企業従業員向けの確定拠出年金プランのつもりであるのかな~~~。それこそ、自分が分身の術を会得して、鹿銀の総会で質問してみたかった・・・・。

 

>残念ながら、私には今のところ、個人型の加入資格はないようです。
失礼ながら、勝手に”コンビニの店長さん”?と思っていました。つまり、自営業者。だから、節税目的も兼ねて個人型401Kを探していて”鹿児島銀行”が引っ掛かったのかと。それはさておき、

>あくまで地元・鹿児島の中小企業従業員向けの確定拠出年金プラン・・・
中小企業向け総合型(企業型)401Kは個人型401Kとは別に、鹿銀・東京海上プランというものを用意しています(↓)。
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/j0201/pdf/040830.pdf
鹿銀が問題ではなく東京海上が大問題を引き起こしているようです(↓)。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1061.html
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1065.html
その解決策は(↓)
http://renny.jugem.jp/?eid=950
鹿銀、この東京海上ボッタくりプランをばら撒いて、鹿児島県内の中小企業の従業員が知らずに”泣きを見る”ケースも多々、あるものと思われます。(続く)

さて、話を個人型に戻して。小生が昨年、9月に鹿銀個人型401Kを発見、各個人投資家ブログに通報してから、突然、問合せ、申し込みが殺到。現代はネット社会。誰かがインターネット上で騒いでくれれば宣伝する必要もない。それは、鹿銀担当者も判っているようです。そりゃ、そうでしょう。営業エリア外の、支店も無いような東京都、大阪府、兵庫県、神奈川県なんてところから電話がジャンジャン、掛ってくれば。ところが、逆に上を行くものが現れれば、そちらへ客が流れる。ただ、これはある意味、健全な資本主義の”競争原理”が働いているとも言えます。今まで、401Kのみならず、金融商品全般、競争原理があまり働かず。具体的には、野村みたいなガリバーがボッタくり、ガラクタ金融商品を馬鹿高い手数料で押売みたいなことばかりでは、日本にマトモな意味での”投資”は根付かない。麻生馬鹿総理の、”株屋”、”株をやっている”、”怪しい”で終わってしまいます。鹿児島銀行も今回の成功、失敗でいろいろ学んだはずです。

マトモな商品を出せば、営業エリア外の他県とも取引が出来る。地銀だからと言って、県内の営業に拘らなくて良い。今回の個人型401K、金融商品とは言え、”年金”と名前が付くので一般販売のものとは違い、ナイーブな面もあるのですが、ヤル気があればチャンスは広がることを身を持って知ったはず。地銀にも頑張って貰いたいものですね。

 Werder Bremenさん、丁寧にお付き合いしてくださり、ありがとうございます。
 しかも、拙ブログのタイトルに合わせて、最後は

>地銀にも頑張って貰いたいものですね。

 で締めてくださり、恐縮な限りです。

 まだまだ「確定拠出年金、はぁ?なにそれ~???」という反応が大多数だと思います。
 そんな現状下で、まだまだ鹿銀の試行錯誤は続くのだと、“絶対熱烈地元銀行ファン”として期待します。
 
 

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