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2009年10月22日 (木)

学問の場=「最先端」では?

  とってもワンパターンですが、

   今日も一日が始まる・・・・・。

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 で、昨日の締めは、オリオン座流星群を探して。久しぶりに夜空を
見上げてみました。う~~ん、「目の錯覚か??」という感じで、流
れ星が流れたような気はします・・・。
 すでに昔、IT講習会が全国各地で開催されている年に見た、ペル
セウス座流星群を、もって見ておけばよかった・・・・。

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 さて、拙ブログ上でのコードネーム「美人」さんが、
 『「基本」か?「最先端」か?』
 について、メールをくださりました。

 彼女の今の職場、前の職場でも、それぞれ中国人の同僚がいらっしゃ
ったそうです。それぞれ立場は違えども、どん欲に知識を吸収していこ
うとする姿勢が強いとのこと。
 それゆえに、ともすれば、基本はすっ飛ばして応用を!ということに
陥りやすいのでは?とのこと。

 さらには、
『・・・・・
 でも今は何でもかんでも応用の答えまで、少しでも楽して答えまで知ろ
うとするものね。早道=頭がいい 要領がいい 能率がいい っていう図
式ができてるのかもね。・・・・』
 とのこと。

 そして、戦後の日本のように、経済成長ばかり追い求め続けると、公害
等の問題を抱えることになる、とも。
 台湾やシンガポールから水俣に視察へ来る人が増えているそうです。

 最後はしっかり「営業」もしてくださった?

水俣教育旅行プランニング

 おやじ、その中国人研究者の方、「水俣」って、ご存知でしょうか?

  ・・・・・・・
 あれやこれや、店番中も、頭の中は考えごと・・・・。
(まあ、だから、長年ダメ店員であるのですけれど)

 ふと思い至ったこと。
 いや、オヤジ。おやじから見れば、「物理」なんて地味な学問で・・・と
自嘲されるかもしれませんが、
 でも少なくとも市井の社会に生きる人たちから見れば、学問の場というの
は、十二分に「最先端」な場であるわけで。

 あまりに恥ずかしくて書きづらいのですが、
 自分が若い頃って、
 「人として、どう生きるか」とか
 「人として、どう社会に参画するか」とか、真剣に悩んでいたつもりです。
 一方、以前、親父に
 「なんで、物理学の研究者になったのか?」と訊いたことがあるのですが、
 その時の答えは、
 「自分は、数学をやりたかったけれど、親父(私の祖父)に、それじゃあ
食えん、物理をやれ!と言われたから」。
 正直、自分が期待した答えとは違った・・・・・。

 バカ息子から見れば、おやじそのものが、十二分に「最先端」を走り続けて
いる存在なわけです。
 ですから、今、その中国人研究者の方のご指導を持て余し気味でも、でも
まあ、それが「最先端」を走り続けてきた同業の先輩としての、今の仕事の
ひとつである、かな?
 とりあえず、今のところは、諦めずに、ご指導を続けられてください、
                 というのが、バカ息子からのひと言。

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