『神田川デイズ』
夜桜。“芸術的写真”と自賛するには、ブレすぎました・・。
昨晩の仕事中、ふいと目にした「荷札」。
四国の村から発送されてくるのですね・・・・。
さて、今日書かなきゃ!と思ったネタは・・・。
またまた青春小説(恋愛小説ではない、と思います)。
で、またまたまた豊島ミホさんの作品。
『神田川デイズ』(豊島ミホ著、角川書店刊、1,400円+税)
(Amazonでの紹介ページは⇒こちら)
この作品の感想を書かれている方のブログを、あちこち
読ませて頂いたのですが、浮かび上がってくる言葉は「モラトリアム」。
今どきの大学生って、こんな怠惰な生活をしているのか~~~!!
(昭和から平成に変わる時代の頃には、確かにいらっしゃったんだろうな~、
とは思います)
自分のコンビニでの若い同僚の方々に、この小説を勧めることはできません。
とはいえ、自分は2章目「いちごに朝露、映るは空」の主人公・中野道子に、
胸キュン!
自分の学生時代が重なりました・・・。
『・・・・・
広い、こんなにもばかっぴろい空のしたで、私が思うことは、全部ちっぽけ
だ。伊藤さんも、先輩も。多分、星子ちゃんたちの言うことが正しくて、学校で
演説をして人を集めてデモに参加するなんてことより、賢いやり方が世の中には
あるだろう。だって、私たちの言葉は、ここに居る学生ですら動かせないのだ。
それなのに、空そのものみたいな国を動かそうだなんて、無理な話なんだろう。
・・・・・・』
オマエは、今も!かい?
と言われると、さすがに中年オヤジとしては、
それは“自意識過剰”と思いたし。
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